アラサーのうちは「まだ結婚はいいかな」と楽観的に考えている女性でも、アラフォーになると「そろそろ本気で婚活しないとヤバいかも…」とソワソワしはじめてしまうもの。とはいえ、結婚相談所に登録するのはなんだか気が引けるし、これから本当にいい人と出会えるのか、不安に感じてしまいがちですよね。
「アラフォーからはじめる婚活は、ハードルが高そう」というイメージもありますが、実際のところはどうなのでしょうか?40代で結婚相談所「サンマリエ」に入会し、晴れて成婚退会されたユキさん(44歳)に、アラフォー婚活体験を聞いてみました。
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――ユキさんが結婚や婚活を意識したのは、いつごろでしょうか?
30歳くらいのときに、年齢的なことを考えて別の相談所で婚活したことがあったのですが、そのときはそれほど真剣ではなかったんです。1年くらい続けて、何人かの方とも会ったのですが、気持ちがのらなくてやめてしまいました。
――そのときは、そこまで真剣な思いではなかったのですね。
当時は、とにかく「結婚して親を安心させたい」という気持ちが強かったです。「自分から」というよりは「親を安心させたい」という気持ちが強かったので、自分の気持ちが右肩上がりになっていませんでした。恋愛はしたいけど、じゃあ結婚したいのかというとそうでもなく。そうすると、腰も重くなり…。
――それからおよそ10年経ち、改めて婚活をはじめたきっかけはありますか?
いま勤めている職場での社内恋愛はまずなかったのですが、ほかに合コンに行ったりサークル活動のようなことをやっていたわけでもなくて。結婚している友人に、「主人の友だちでいい人いるから紹介するよ!」とも言われましたが、そのご主人の腰があがらないという(笑)
それで、友人に「やっぱり紹介はむずかしいから、プロのところに行って婚活するしかないよ!」と言われたんです。その直後に、たまたまサンマリエの婚活診断テストを見かけて、やってみたら結果が良かった。それで、お話だけでも聞いてみようかなと思ってサンマリエを訪れて、そのまま入会しました。
――サンマリエの前に活動していた相談所は、どのような感じでしたか?
1年くらい活動していた別の相談所では、「こういう人がいますよ」というプロフィールが送られてはくるんですけど、顔写真は店舗に行かないとみることができなかったんです。間をとりもってくれるスタッフがいるわけでもなく、会いたいと思った人がいたら自分からメッセージを送ってやりとりする形でした。
そのシステムが、たぶん私の性格には合っていなかった。「間に人を介さないで、ウェブでどんどん出会えるほうがいい」という人には合っているかもしれないですが。私は仲介に相談できる形がよかったから、サンマリエさんは合っていたのかなあと思います。
サンマリエに説明を聞きに行ったときにも、「間に担当が立って、なにかあったらどんどん相談できますよ」と言われて、ひとりで悩まなくてすむなって思いました。それで、実際に思いっきり相談させてもらっていました(笑)。
――他社での活動には違和感があったということですね。いざ、サンマリエで婚活をはじめるにあたって、不安を感じたりはしましたか?
不安というよりも、「これからいろいろな人に会えるのかな」という希望のほうが強かったです。私は、10代のころから20年以上いまの会社に勤めているので、せまい世界、会社のなかの人たちしか知らなかったんです。だから、全然ちがう職業の人や考え方の人に出会えるんじゃないかとワクワクしていました。
――不安よりも、そういった前向きな気持ちのほうが大きかったのですね。
はい。サンマリエのサロンに来たときに、アドバイザーさんに「いろんな人に会えますよ!」って何度も言われたこともあったからだと思います。
――サンマリエに入会して、活動していくなかで心境の変化などはありましたか?
最初は前向きな気持ちで入会したのですが、「会ってみたい」と思う人に断られることもありました。なので、活動をはじめてからのほうが気分の浮き沈みは激しかったです。
――「これからどんな出会いがあるんだろう」と明るい気持ちで入会しても、すぐに出会えないと気持ちの浮き沈みも多くなりますよね。そういうときの心の持ち方について、何かアドバイスはありますか?
私がサンマリエで9か月くらいお世話になったなかで、今だから思うのは、悲しい思いをするのはたぶんそのときに必要だからだと思うんです。人との出会いですごく沈んでしまうときは、自分が何かを得なくてはいけなかったとき。
たとえば、誰かとお会いして、実際自分が「ごめんね」ってされたら、やっぱりすごく気持ちが下がるんですよ。「私のどこがいけなかったんだろう」って。そこで無理してほかの人に会っても、その人の悪いところや嫌な部分ばっかり目についてしまったり。
自分の気持ちが沈んでいるときは、たぶん良くない状況を引き寄せてしまっていました。その時期が過ぎて、また気持ちが上がってきたときには、また新しい出会いがあったので、気持ちがのらないときも前向きに考えた方がいいと思います。
私の場合、うまくいかない時期はいろいろな人を見るための期間だったんだと思います。それまでは仕事場しか知らず、本当にこぢんまりとした人間関係しかなかったので、いろいろな人を見る機会が私にはありませんでした。だから、それをやらせてもらったんだな、と、活動を終えた今はそう思います。
――本当に貴重なアドバイスをありがとうございました。
サンマリエでの1年弱の婚活を経て、18人目に出会った男性と成婚退会したユキさん。なかなか思い通りにいかず、苦労されたことも多かったそうですが、素敵な旦那さまとめぐり合うことができ、現在はとても幸せそうな様子でした。
「結婚相談所はネガティブなイメージがあるし…」「アラフォーでいい出会いなんてあるの?」と不安に感じている方も、まずは勇気を出して、ユキさんのように行動を起こすことが大切です。
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