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「急な仕事が入った」「どうしても抜けられなくて……」彼からたびたびこんなことを言われていると、本当に仕事なのか不安になって「仕事と私どっちが大切?」なんて聞きたくなってしまうのが女心。今回は、多忙な男性の心理や背景を掘り下げ、交際を上手く続けるコツをお伝えします。
目次
仕事に忙しいという男性。彼らの仕事に対する姿勢や思いについてまずは考えてみましょう。
特に20代後半~30代前半は、キャリアへの強い意欲、経済的安定、自己成長に奮闘する時期といえます。目の前のプロジェクトや昇進のチャンスなど、社会人にとって「今が勝負」という時期は少なくありません。将来的に結婚や家庭を意識するほど、「一緒に生活するために経済的に安定させたい」と思っている彼もいることでしょう。
また、仕事で結果を出すことは自己肯定感や達成感につながる男性も数多く存在します。彼女と同じくらい仕事に熱量を注ぎたいと考える人も少なくありません。
男性にとって伝統的な社会的役割として「家庭を支える」というものがあるのですが、令和の今でも根底に考えている人はまだまだ多くいます。自己に対して抱く高い期待とプライド、家庭やパートナーに対する責任感をしっかりと持っている男性は特に、日常から行動や選択に深く影響を与えていることも珍しくありません。
現代社会では日々高いストレスとプレッシャーにさらされています。企業で課される高い業績目標や職場での責任感、上司や部下との関係、出世競争や長時間労働などに奮闘している男性も多く、仕事に追われるあまりにプライベートにまで手が回っていないこともしばしば。パートナーのことは大好きでも、恋愛について、どうしてもおろそかになってしまうタイミングもあります。
職種によって忙しい理由も特徴も様々。職業別に恋愛への影響も掘り下げてみましょう。
不規則な勤務時間や突然の顧客対応、休日の接待などスケジュールが読めない業種の代表格です。目標達成へのプレッシャーや取引先との人間関係など、特有の忙しさを抱えていますし、仕事と私生活のオンオフの切り替えが付きづらいのも特徴でしょう。デートの日もなかなか決めづらい、休みの日なのに上司とゴルフや飲み会だったとヤキモキすることもあるかもしれません。
たとえば、医師や弁護士、エンジニアにとって「クライアント」「納期」「患者」が最優先事項。私生活ばかり優先していては、大きな仕事はなかなかできないという弊害もあります。事態の急変や長時間の拘束時間が日常茶飯事になっている人も少なくないので、彼女としては不満を感じるタイミングが出てくるかもしれません。私生活とのバランスがとりづらい、彼女との時間を確保しにくいと困る男性も多くみられます。
シフト制や夜勤制のある職場では、どうしても勤務時間や生活スケジュールが不規則になってしまいがち。また、不特定多数の顧客を抱える仕事なので精神的プレッシャーとも向き合わないといけない職業でもあります。土日がしっかり休みが取れることも少ないのでパートナーとのお出かけも予定がなかなか合わせられないこと、連絡が不規則になることは覚悟しないといけないかもしれません。
働く男性は魅力あふれる一方、構ってもらえない寂しさもあります。なぜ、男性がこんなに仕事に打ち込むのか、彼女としては理解してあげることが大切です。
彼が自身のキャリアで何を目指しているのか、どのような達成感や満足を求めているのか。一番そばにいられる彼女として、相手のことを深く知ることが円滑な関係構築に繋がります。寂しさを感じてもここは一歩引いて見守ることで「理解者」となるきっかけにもなります。
2人の絆を深めるためには、彼の努力を認めて感謝の気持ちを示すことが必要不可欠。彼の頑張りを認め、感謝の気持ちを示すことで彼との信頼関係が強化され、二人の絆が深まるというメリットもあります。
また、「連絡=愛情」というわけではないことを忘れずに。合間を縫って「おはよう」といったメッセージを送ってきてくれたり、記念日や久しぶりのデートは楽しめるよう努力してくれるといった姿勢も愛情の証拠。「してくれない」ことに悲しむより「してもらった」ことに喜んでお礼を伝える方がお互いに幸せな気持ちになるはずです。
忙しい男性の“彼女”という立ち位置。寂しさやもどかしさを感じることも多々あるかもしれませんが、「どんと構える」ことが絆を深めるポイントです。
どうしても不安を感じるのなら、内情を知って自分を納得させることが一番の近道です。スマホでもよいので、その仕事の具体的な業務内容や忙しさ、さらされるプレッシャーについて調べてみると深く理解できるようになるかもしれません。
彼から連絡が来ないと言って、何度も何度も執拗にコンタクトをとろうとするのは逆効果。むしろ、依存しない姿勢を見せることが彼を安心させるポイントの一つになります。例えば、彼の忙しさ、連絡の頻度にあわせて毎日の連絡ではなく、週に数回の連絡に切り替えることで、お互いの負担を減らすことも良いかもしれません。
また、自分の中にあるモヤモヤと向き合うことも大切。連絡の少なさに対する不安やストレスがあることを受け入れて、日記を書いたり、友人に相談したりすることで少し心を晴らすのも大切です。
「相手の好意を待つ」というスタンスは常態化させないこと。趣味や交友関係、仕事など、自分の世界や時間を最大限に楽しんでいきましょう。
とはいえ、無理を超えて尽くす必要はありません。例えば、料理や掃除などの家事は積極的に分担する。たまに、彼の好きなメニューを作って待つ、小さなことでも「ありがとう」と感謝の気持ちを伝えるなど。さりげない心遣いで、彼のストレスを軽減する手助けをしてあげても良いでしょう。
彼がゆっくりできる居場所を整えてあげるだけで、二人の親密度はグッと上がるはずです。
恋愛中は「寂しい」「会いたい」という感情に陥りやすいことでしょう。しかし、彼もそれは同じ気持ちであるはず。会えないことに恨み言を言うよりも、「頑張り時だね、応援してる」と伝えた方が、彼もあなたの存在の大切さをしっかり感じ取ることができるでしょう。
自分の気持ちに正直に向き合いつつ、彼の忙しさをある程度理解して歩み寄りをみせること。これが恋愛の素敵な成長といえるでしょう。