彩乃---前回はビジネスシーンにおけるモテ仕草ということで、R子(27歳)にご教授願ったわけだけど、あたしや真央にとってはあんまり使う機会が少ないかも。
なので、今回は日常生活でのモテ仕草を紹介したいと思います。
真央---確かにビジネスシーンでのモテ仕草とかいっても、あたしには、あんまり縁がないですもんね。
R子---真央なんて仕事サボってばっかなんだから、ふつうに仕事しただけで好感度アップでモテちゃうよ。真面目に仕事をすることが真央にとっては、究極のモテ仕草だよね。
さくら---(笑)確かに。
真央---放っておいてくださいよ!
彩乃---真央が真面目に仕事なんてするわけないんだから、そんなモテ仕草はあり得ないよ。そんなことよりも、「モテ仕草の日常生活編」を早く教えてよー!
R子---じゃあ、手っ取り早いところで、ゆっくり動くっていうのはどうですか?
真央---何ですか、それ?
R子---たとえば、ゆっくり喋るとか、人の話を最後まで聞いてから落ち着いて答えるとか、ゆっくりお茶を飲むとか、とにかくセカセカ動かないことだね。
彩乃---それってモテ仕草なの?ゆっくり動くことが、何か男性へのアピールになっちゃうわけ?
さくら---でも、一概にモテ仕草といっても、ワザとらしさが目立ったりすると逆効果じゃないですか。
彩乃---そうだよね。露骨な上目づかいだとか、ペロッと舌を出すみたいな仕草とかって、モテ仕草っていうよりも「ぶりっこ」って感じだよね。
R子---確かにそうかもしれないけど、そういう露骨な仕草でもキャラに合ってれば、まあアリなんですよね。
真央---ていうか、そんな仕草が好きな男の人も、いっぱいいるわけじゃないですか。「いくら何でもそりゃワザとらしいでしょ!」っていう仕草でも、アッサリやられちゃう男の人もいますもんねー。
さくら---ホント。どうして、そんなワザとらしい仕草にダマされちゃうんだろう?
彩乃---まあ、女性にはこんな仕草をして欲しいっていう男の願望だよね。女に言わせれば、「実際に、そんな仕草なんてするわけないでしょ」というか……。
R子---ま、そりゃそうなんですけど、モテれば何でもいいじゃないですか。
さくら---でも、それじゃ男の人に媚びているみたいで、私としてはそういうモテ仕草って感心しませんけどね、R子さんには悪いですけど。
R子---だから、何度も言ってますけど、結局自分のキャラに合ってるかどうかなんですよ。モテ仕草みたいな自己演出が、どうしたって似合わない人っていうのもいるわけで……。ここまで引っ張っといて、こんなこと言うのはアレなんですけど。
彩乃---まあ、本当はモテ仕草とかじゃなくて、自分の豊かな内面からにじみ出てくる仕草というのがベストなんだけどねー。
そんな見かけにこだわるより、まずは内面磨けよって話なんだけど、なかなか、そうはいかないのが実情なんだよねえ……。