マッチングアプリは手軽に新しい出会いを楽しめる一方で、トラブルに巻き込まれるリスクもあります。
最近では、ニュースで「マッチングアプリで出会った相手に詐欺被害に遭う」など、その後の生活に大きな影響を及ぼすことも。
逆に、マッチングアプリに登録したのに、いい相手が見つからない場合、自分が無意識で下記の事柄をしてしまっている可能性があります。
そこで、この記事では、マッチングアプリを安全に利用するために、避けるべき危険人物の特徴を10タイプに分けて詳しく解説します。
1つめの見分けかたは、プロフィール画像です。
プロフィール写真が過度に加工されている場合、その人物が本来の自分を隠している可能性があります。
過度なフィルターや不自然な背景が使われている写真には注意が必要です。写真をよく観察し、あまりに盛っている場合、その人物への「いいね」は避けることが賢明です。実物は全く違うものである可能性があります。
他人の写真をプロフィールに使う行為は詐欺の一種です。特に有名人の写真やプロモデルのような写真を使用している場合は疑ってかかりましょう。
また、イラストなどをプロフィールにしている場合も注意。顔が出せない人物は、信頼できない可能性が高いです。
水着など、露出の多い写真を使用している人物は、真剣な出会いよりも一時的な関係を求めているケースがあります。
女性が露出の多い写真掲載している場合、業者や詐欺の場合も多いため、むやみに「いいね」しないのが賢明。
あくまで健全な関係を目指している場合、このような写真には注意しましょう。
「ご飯の写真が一枚」「空の写真だけ」など、顔写真が一切登録されていないプロフィールも要注意です。
写真を公開しない理由がある人物は、何かしら隠している可能性があります。自分の顔を見せることに抵抗がない人と出会うことが大切です。
プロフィール写真の問題が解消したら、次はメッセージの内容に注目しましょう。
初対面にもかかわらず、過度に馴れ馴れしい態度を取る人物には警戒が必要です。こうした人物は現実世界でも距離感の取り方が独特で、対人関係のトラブルを引き起こす可能性があります。
メッセージの中で攻撃的な言葉や侮辱的な表現を使う人物、ネガティブなことばかり言う相手も避けるべきです。
メッセージでのやり取りは、その人の本性を表している場合が多く、関係が進むと更に問題が発生する恐れがあります。
メッセージの初期段階で下ネタを多用する人物も要注意です。
ただの出会い目的である可能性が高く、健全な関係を築くことは難しいでしょう。
日本語が不自然なメッセージは、外国人による詐欺や偽装の可能性があります。
特に、機械翻訳や生成AIを使っているような文章、意味不明な表現、その他、日本語を使う人にとって「アレ?」と思える表現を使う人には注意が必要です。
メッセージの内容に加え、どういったテーマのやりとりを好むかによって、注意すべき相手かどうかがわかります。
早い段階で個人情報、特に住所や職場の情報をしつこく聞いてくる人物には警戒が必要です。個人情報を悪用される可能性が高いため、慎重に対応しましょう。住んでいる場所や職場などの情報は、少なくとも会ってからにしてください。
SNSアカウントをすぐに要求してくる人物も危険です。SNS上の情報から個人を特定し、ストーカー行為に及ぶ可能性があります。
マッチングしてすぐLINEなどの交換を求める相手もいますが、自分の安全を守るためにも、信頼できると感じるまでSNSの情報は公開しない方が良いです。
メッセージの内容のなかで、お金の話題が出てくる人には特に注意が必要です。
マッチングアプリ上でお金を要求してくる人物は、詐欺の可能性が高いです。
近年では「頂き女子」などに代表される、恋愛感情を背景に金銭を要求する動きが目立つようになりました。いかなる理由であれ、トラブルの原因になりますから、金銭のやり取りは避けるべきです。
高価なプレゼントをねだってくる人物も避けるべきです。
単純に相手をATMのような感覚でしかとらえていなかったり、物品を通じて経済的な負担を強いることで、コントロールしようとしたりする意図があるかもしれません。
予定をコロコロ変える人にも要注意です。
会う約束を何度もドタキャンし、その理由が曖昧な場合、その人物は誠実ではない可能性があります。
例えば何股かの浮気をしていたり、自分を軽く見ていたりする可能性があります。本当に会う意志があるかどうかを慎重に見極めることが重要です。
何度も約束をキャンセルされる場合、その人が本気で出会いを求めていないか、他に理由があるかもしれません。
時間を無駄にしないためにも、このような人物には注意しましょう。
過去を遠慮なく掘り下げるタイプの相手にも注意が必要です。
過去の恋愛についてしつこく聞いてくる人物は、自分の不安や疑念を解消しようとしている可能性があります。しかし、過度な詮索は不健全な関係の兆候です。コミュニケーションが不快な相手とは、あまり無理して付き合う必要はありません。
自分の過去の恋愛話を延々とする人物も要注意です。これは、過去に未練があるか、現在の自分自身との関係を築く気がないことを示しています。
つきまとい、ストーカー被害に発展するリスクがあるため、最初のうちはなるべくマッチングアプリでやりとりをするのが安心です。逆にそれ以外の手段でやりとりを求める相手には気をつけましょう。
電話番号やメールアドレス、SNSアカウントなど、個人的な連絡先をしつこく要求してくる人物には警戒が必要です。これらの情報を安易に教えると、後々トラブルに巻き込まれる可能性があります。
マッチングアプリ外での連絡を強要する人物も危険です。アプリ内のやり取りが安全である理由から、信頼できると感じるまでアプリ内でのコミュニケーションを続けることが賢明です。
なお、マッチングアプリの種類によっては、アプリ内でのLINE交換を禁止しているサービスもあります。例えば有名なサービスだと「タップル」などが当てはまります。
マッチングアプリで問題行動を重ねるユーザーは、SNSなどで情報が出回る場合があります。もし不安を感じたら、チェックしておきましょう。
他のユーザーからのレビューや評価で警告されている人物は、避けるべきです。過去に問題を起こしている可能性が高く、同じようなトラブルに巻き込まれるリスクがあります。
アプリ内での悪評が多い人物も避けるべきです。アプリ内で個々人の評判を調べることは難しいかもしれませんが、
複数のユーザーが同じような意見を持っている場合、その人物に何らかの問題がある可能性が高いです。
トーク内の態度にも要注目。下記のような態度を取る人とは、距離を置くようにしましょう。
自己中心的な態度をとる人物は、関係が一方的になる傾向があります。
場合によっては束縛をしたり、自分の都合ばかり押し付けたりするかもしれません。
自分の話ばかりする相手とは、対等な関係を築くことは難しいでしょう。
大切にしたいのは自分の話を2〜3割だけして、あとは相手の話を聞いてあげる姿勢です。
相手の話に興味を示さない人物も要注意です。このような態度は、相手に対する尊重の欠如を示しており、健全な関係を築く上で問題となります。
自分のペースに固執して、相手を振り回すタイプにも要注意です。具体的には下記のタイプが当てはまります。
早急に交際を迫ってくる人物は、何かしらの目的を持っている可能性が高いです。
関係を急ぐことで、相手をコントロールしようとする意図があるかもしれません。
無理な約束を要求してくる人物も注意が必要です。
特に温和な性格の方ほど、無理な要求を受け入れることで、次第にその人物の意のままにされてしまう可能性があります。
断っても何度もアプローチしてくる人物は、境界線を理解していないか、無視している可能性があります。
このような態度は、長期的なトラブルの原因となります。
マッチングアプリでの出会いは楽しいものですが、安全性を確保することが最も重要です。
今回紹介した10タイプの特徴を参考にして、危険な人物を避け、素敵な出会いを見つけてください。
また、「この人はあぶない!」という人とマッチングアプリ上で出会ったら、運営への通報など、対策を講じてください。
もし、マッチングアプリ婚活で危険を感じた際は、結婚相談所など、より安心できる婚活方法に切り替えるのも手ですよ。
安全第一で婚活を進めてくださいね。