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婚活カウンセラーが解説!男女の希望条件ミスマッチを解消する5つの秘訣

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バブル全盛期の頃は、女性が結婚相手となる男性に「高学歴」「高収入」「高身長」を希望する「3高」という言葉が流行しました。しかし、時代に合わせて徐々に結婚に対する考え方は変化しており、結婚相手に求める条件も男女それぞれで変わってきています。
では、21世紀の今、婚活でどのようなことが条件として上位に挙げられているのでしょうか。
今回は、婚活で相手に求める条件や重視すべき点について男女の違いを中心にご紹介します。

男性が求める婚活の条件

若い頃は、見た目が可愛らしかったり、スタイルの良かったりする女性を恋人に選んでいた男性も、結婚を意識すると外見よりも中身を重視するようになります。具体的に見てみましょう。

●男性が上位に挙げる婚活の条件

楽しく交際するだけなら外見重視でも良いかもしれませんが、これからの長い結婚生活を考えると、性格や価値観が合うかどうかが大切です。

<年齢>
年齢は、年下を好む人も年上を好む人もいます。年下の女性を求める人は、自分を頼りにされたときや守ってあげたいという気持ちを持ったときに、年下の女性に魅力を感じるものです。
一方、年上の女性を求めるのは、癒されたいという気持ちの現れと考えられます。

<性格>
男性にとって居心地が良いのは、安心感を与えてくれる落ち着いた雰囲気の女性です。家庭を任せられるしっかりした性格で、男性を立てることができ、支えてくれる女性を求める男性が数多くいます。
「女性は男性の胃袋をつかめ」と言いますが、「料理が上手」という条件を挙げる人もいます。実際に「彼女のおいしい食事を毎日食べたい」と思ったときに、結婚を決意する男性もいるのです。
そのほか、趣味が同じであると共通の話題ができて楽しいからという理由で、趣味の一致を条件に挙げる人もいます。同じ体験を重ねると、必然的に相手との仲を深められます。

●結婚しても仕事を続けてほしいという要望が多い

男性の多くは、結婚後も女性に仕事を続けてほしいと思っています。昔は女性が家庭に入り専業主婦となるのが一般的とされていましたが、近年は女性の社会進出も進み、共働きの家庭が増えています。男性のみの収入に頼るよりもお互いに働いていたほうが、経済的に余裕ができるのはもちろん、女性も仕事を続けることで充実した人生を送れるという意見や、結婚後も女性が社会とつながっていることが重要だという意見もあります。
また、これまで仕事を続けてきた30代や40代の女性は、仕事の大変さをよく理解しています。その点も男性にとって大きなポイントです。家に帰ったときに、職場で起こった話を聞き、共感してくれる女性は心強い存在になるでしょう。

女性が求める婚活の条件

女性が結婚相手に求める条件について説明します。

●女性が上位に挙げる婚活の条件

結婚生活を継続していく中でお金は必要不可欠です。女性のほうが現実的で、毎月の収入から家計をやりくりして生活するのに長けているため、経済力を求める傾向があります。

<職業>
医者や弁護士は「高額所得」のイメージが強く、資格があれば職を失うこともほぼない職業のため、どの世代からも常に高い人気があります。しかし、料理人やクリエイターなど特定の職業を希望する人もいれば、職業にはこだわらないという人もいます。いずれにせよ、安定した仕事と、高額ではなくても2人で不自由なく生活していけるだけの最低限の収入が求められます。

<外見>
外見に関しては、整った顔をしていることよりも、清潔感が重視されます。婚活で初対面の女性と会話をするときは、清潔感のある服装をし、身だしなみに気を配ることで第一印象を良くできるでしょう。収入が高く、条件もぴったり合うけれど、実際に会ったときに髪形が整っていなかったり洋服が汚れていたりする清潔感がない人に、女性は好印象を持ちません。
そのほか、女性にとっては男性の両親と同居する必要があるかどうかという点も大きなポイントです。兄弟の有無や長男ではないことを条件にする人もいます。長男の妻になると、親戚が集まったときに率先して働かなければならないとか、嫁ぎ先のしきたりをすべて覚えなければならないと考えている人が多いためです。

●女性は年収を重視しがち

女性の多くは、年収を条件の1つに挙げます。収入が多ければ、結婚後に快適な生活が送れると考えるからです。しかし、女性の提示した希望年収に達していなくても、これまで仕事を続けてきて、堅実に貯蓄をしている人もいます。ある程度の貯蓄があることは、常識的な金銭感覚を持っていて、浪費癖がないという安心材料になるため、女性に人気のポイントでもあります。

「普通の結婚相手」の基準が生むミスマッチ

「普通の人と結婚したい」「相手は普通の人でいいんです」…こういった人が、案外婚活で苦戦していることはご存知でしょうか。

この「普通」という漠然とした条件が、実はミスマッチの大きな原因になることもあるんです。

婚活市場での「普通」の希少性

「普通」とされる婚活の条件には、多くの場合、

- 平均的な年収
- 一般的な学歴
- 標準的な身長
- 安定した職業

といった要素が含まれます。

しかし「普通」とされる条件をすべて満たす独身は、婚活市場では驚くほど希少な存在です。

例えば、30代前半の普通の独身男性と結婚したいとします。

- 30~34歳の未婚率 51.8% (令和2年国勢調査
- 30〜34歳の平均年収 492万円(令和5年分民間給与実態統計調査
- 30〜34歳の大卒+院卒の割合 38.2%(令和2年国勢調査 就業状態等基本集計

いずれも少数派や、平均以下であることがわかります。

この事実を受け入れず、「普通の人」と結婚したいがあまり、知らず知らずのうちに高望みをしてしまう女性は非常に多いです。

そして条件を妥協しようとすると、「普通にすら達していない人と結婚なんて!」と、いつかいい人が出てくることに期待してしまう。結果として、続けたくない独身生活を続けるという、負のループを産んでいます。

条件の組み合わせが出会いを狭める理由

上記のデータを参考に、例えば、年収500万円以上、身長170cm以上、大卒以上と条件を狭めていくほど、候補になる異性の数は掛け算で減っていきます。

条件を増やすほど出会い自体の数は減ってしまい、結局時間やお金をかけても目立った収穫がなかった、という後悔に繋がってしまいます。

婚活においては条件の優先順位を見直し、柔軟に対応することが非常に重要です。理想の条件のうち、どれが優先で、どれが妥協できるかを考えておきましょう。

条件だけでなく内面を重視することが大切

結婚生活を長く続ける上では、相手の内面や価値観が非常に重要です。婚活中はつい相手の表面的な部分を見てしまいがちですが、ここはぜひ日常生活や将来にわたる価値観の共有、コミュニケーション能力を見て婚活を進めて欲しい部分です。

希望条件ミスマッチを解消する方法

婚活における希望条件のミスマッチは、工夫次第でなくせます。

1. 自分の希望条件を整理する

婚活を始める前に、あるいは行き詰まりを感じた時に、自分の希望条件を徹底的に「棚卸し」することが重要です。

多くの婚活ユーザーは「漠然と」理想像を考えるだけです。結果として婚活相手の良し悪しや判断基準が見えて来ないことがあります。「本当にこの人でいいのかな?」と悩んでしまい、目の前のチャンスを逃すのです。

結婚相談所サンマリエでは、この希望条件を徹底的に整理します。

居心地のよさ、性格、思いやり、金銭感覚など、後から変えにくく、結婚後に致命的なトラブルに繋がりかねない部分については優先度を上げ、逆に学歴、身長、収入、趣味、結婚歴、出身地などで妥協できそうなものがないかを見ていくのです。

何が「本当に譲れない条件」で、何が「妥協できる条件」なのかを明確にすることで、婚活の成功率をグッと高めます。

2. 自分の市場価値を知る

自分の市場価値を適切に把握することで、婚活におけるアプローチ段階をより良くできます。

自分の希望条件を満たす異性が世の中にどれだけいるのかを考え、自分の条件設定が高望みかどうかを客観視できます。

3. 条件にこだわりすぎない

すべての条件を完璧に満たす相手を求めると、婚活はうまくいきません。

実際、外見に強くこだわりすぎていた30代男性が、「価値観が合い、会話が楽しい女性」を重視するように考え方を変えたところ、思いやりのある女性と交際が進み、結婚を決めた事例があります。

表面的なスペックや条件にこだわりすぎると、相手の内面性や性格の相性を見落としてしまい、結婚後に後悔することにもつながりかねません。

まとめ

現代の婚活において、男女が相手に求める条件は多岐にわたります。

そのため、これまで漠然と「普通の結婚相手」と考えていた理想像が、実は非常に希少で、高望みになっていた、なんてこともあります。

しかし、このミスマッチは解消可能です。

大切なのは、まず自分の希望条件を「譲れないもの」と「妥協できるもの」に明確に整理すること。

そして、表面的な条件にこだわりすぎず、相手の内面や価値観、そして共に人生を歩む上での「関係性の質」を重視すること。そして、1つひとつの出会いを大切にすることが大切です。

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