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バブル全盛期の頃は、女性が結婚相手となる男性に「高学歴」「高収入」「高身長」を希望する「3高」という言葉が流行しました。しかし、時代に合わせて徐々に結婚に対する考え方は変化しており、結婚相手に求める条件も男女それぞれで変わってきています。
では、21世紀の今、婚活でどのようなことが条件として上位に挙げられているのでしょうか。
今回は、婚活で相手に求める条件や重視すべき点について男女の違いを中心にご紹介します。
目次
若い頃は、見た目が可愛らしかったり、スタイルの良かったりする女性を恋人に選んでいた男性も、結婚を意識すると外見よりも中身を重視するようになります。具体的に見てみましょう。
楽しく交際するだけなら外見重視でも良いかもしれませんが、これからの長い結婚生活を考えると、性格や価値観が合うかどうかが大切です。
<年齢>
年齢は、年下を好む人も年上を好む人もいます。年下の女性を求める人は、自分を頼りにされたときや守ってあげたいという気持ちを持ったときに、年下の女性に魅力を感じるものです。
一方、年上の女性を求めるのは、癒されたいという気持ちの現れと考えられます。
<性格>
男性にとって居心地が良いのは、安心感を与えてくれる落ち着いた雰囲気の女性です。家庭を任せられるしっかりした性格で、男性を立てることができ、支えてくれる女性を求める男性が数多くいます。
「女性は男性の胃袋をつかめ」と言いますが、「料理が上手」という条件を挙げる人もいます。実際に「彼女のおいしい食事を毎日食べたい」と思ったときに、結婚を決意する男性もいるのです。
そのほか、趣味が同じであると共通の話題ができて楽しいからという理由で、趣味の一致を条件に挙げる人もいます。同じ体験を重ねると、必然的に相手との仲を深められます。
男性の多くは、結婚後も女性に仕事を続けてほしいと思っています。昔は女性が家庭に入り専業主婦となるのが一般的とされていましたが、近年は女性の社会進出も進み、共働きの家庭が増えています。男性のみの収入に頼るよりもお互いに働いていたほうが、経済的に余裕ができるのはもちろん、女性も仕事を続けることで充実した人生を送れるという意見や、結婚後も女性が社会とつながっていることが重要だという意見もあります。
また、これまで仕事を続けてきた30代や40代の女性は、仕事の大変さをよく理解しています。その点も男性にとって大きなポイントです。家に帰ったときに、職場で起こった話を聞き、共感してくれる女性は心強い存在になるでしょう。
女性が結婚相手に求める条件について説明します。
結婚生活を継続していく中でお金は必要不可欠です。女性のほうが現実的で、毎月の収入から家計をやりくりして生活するのに長けているため、経済力を求める傾向があります。
<職業>
医者や弁護士は「高額所得」のイメージが強く、資格があれば職を失うこともほぼない職業のため、どの世代からも常に高い人気があります。しかし、料理人やクリエイターなど特定の職業を希望する人もいれば、職業にはこだわらないという人もいます。いずれにせよ、安定した仕事と、高額ではなくても2人で不自由なく生活していけるだけの最低限の収入が求められます。
<外見>
外見に関しては、整った顔をしていることよりも、清潔感が重視されます。婚活で初対面の女性と会話をするときは、清潔感のある服装をし、身だしなみに気を配ることで第一印象を良くできるでしょう。収入が高く、条件もぴったり合うけれど、実際に会ったときに髪形が整っていなかったり洋服が汚れていたりする清潔感がない人に、女性は好印象を持ちません。
そのほか、女性にとっては男性の両親と同居する必要があるかどうかという点も大きなポイントです。兄弟の有無や長男ではないことを条件にする人もいます。長男の妻になると、親戚が集まったときに率先して働かなければならないとか、嫁ぎ先のしきたりをすべて覚えなければならないと考えている人が多いためです。
女性の多くは、年収を条件の1つに挙げます。収入が多ければ、結婚後に快適な生活が送れると考えるからです。しかし、女性の提示した希望年収に達していなくても、これまで仕事を続けてきて、堅実に貯蓄をしている人もいます。ある程度の貯蓄があることは、常識的な金銭感覚を持っていて、浪費癖がないという安心材料になるため、女性に人気のポイントでもあります。
多くの婚活サービスでは、会員登録時に「相手に求める条件」を伝えます。詳細に条件を指定すれば、その分マッチング率が高い相手と出会えますが、条件が多すぎると、すべてを満たした相手を見つけるのは難しいでしょう。
婚活サービスに登録している人は大勢います。中には数万人が登録している結婚相談所や婚活サイトもあり、ある程度の条件を設定して絞り込まなければ、その中から自分に合った人を見つけるのは大変な作業です。希望に合う人を見落としてしまうことがないように、条件を設定して人数をある程度まで絞る必要があります。
条件を設定するということは、自分が結婚相手に何を求めているのかという気持ちをあらためて確認することでもあります。実際に婚活をしていくと、条件の優先順位が変わったり、その条件自体が不要であると感じたりすることもあります。そのときは婚活途中で希望の条件を変更することは可能ですので、まずは安心して条件を絞り込んでみましょう。
実際に会って話してみないことには、相性は判断できません。条件を満たす人が見つかったら、直接会うことが大切です。
例えば、男性の場合、「20代女性」「料理が上手」「可愛い系の人」という条件を決めている人がいたとします。しかし、30代前半の女性で若々しく、その他の2つの条件に合った人が現れることもあります。ぴったりとはいかないまでも、示した条件に近い異性はいるものです。条件はあくまでも大勢の中から候補を絞り込む目安と捉えておきましょう。
少しでも気になる人がいれば、多少条件を満たしていない部分があったとしても、積極的に会ってみることが大切です。写真やプロフィール、メッセージのやり取りのみではわからない相手の性格や印象、雰囲気を知ることができます。条件は満たしていないけれど、想像していたよりも相性が良かったということもよくあります。
逆に条件だけで選んで、「価値観が異なっていた」「苦手な性格だった」という結果になることもあります。ミスマッチを防ぐためには、直接相手と会って話をするというプロセスが必要なのです。
結婚に求めるものと結婚相手に求めるものは人それぞれ異なります。婚活の際に条件を決めて、自分自身が何を求めているのかをあらためて考えてみましょう。条件は、あくまでも目安です。すべての条件を満たす人を探すのではなく、気になる人が見つかれば、積極的に会ってお互いの相性を探ることが大切です。
結婚をすると毎日相手と顔を合わせるため、結婚前に比べて一緒に過ごす時間が圧倒的に増えます。「一緒にいて違和感がないか」「価値観は合うか」「居心地は良いか」など、話しながら確認し相手との相性を見極めましょう。