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恋愛上手は聞き上手!4つのポイントで相手の話を引き出す会話術

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「恋愛上手は聞き上手」とよく言われます。これはビジネスにも言えることです。ビジネスでも恋愛でも、出来る人はよく話しかけられます。なぜなら、話をよく聞いてくれる「聞き上手」だからです。

人は、自分の話を聞いてくれる人を無意識に求めます。相手が一生懸命に聞いてくれると、話す側も「話がわかる人だ」「理解のある人だ」と感じ、心を許すものです。また、聞き手の誘導が巧みな場合は、話し手も気持ちが乗って、ついついとっておきの情報を披露したくなるものでしょう。会話においては、話し手が主導権を握っているわけではなく、実際には聞き手が話し手をコントロールしていることが意外と多いのです。

聞き上手になるポイント

聞き方のポイントは、大きく分けて4つです。

・アイコンタクト

・相づち

・うなずき

・表情と態度

これらを効果的に取り入れることで、「聞いている感」をうまく生み出すことができます。

話は目で聞く!アイコンタクトの役割

話は目で聞く!アイコンタクトの役割

円滑なコミュニケーション術のひとつとして、まずはアイコンタクトが挙げられます。「目は口ほどに物を言う」という通り、話すときにキョロキョロしていたり、あらぬ方向を見ていたりすると、相手に安心感や信頼感を与えることはできないでしょう。また、「話は目で聞け」とあるように、聞くときにもアイコンタクトが非常に重要になってきます。

とはいえ、相手をじっと見つめ続けてしまうと、今度は相手に圧迫感を与えてしまいますね。

見つめ過ぎを避けるには?

見つけすぎると相手に威圧感を与えてしまいますし、場合によっては喧嘩を売っているように見えることもあります。そんなときは、「だよね」「ですよね」と相づちを打つ際、語尾の「ね」を発声するタイミングで相手の目を見るようにしましょう。すると、話し相手を威圧することなく、「あなたの話、しっかり聞いています」と説得力を与えることができます。話を聞くときは、「適度」なアイコンタクトを心がけるいいでしょう。

「相づち」と「うなずき」は違う?

「相づち」と「うなずき」は違う?

相づちとうなずきは、違います。

「うなずき」とは、了解や承諾の意味を表すため、首を立てに振ることです。一方、「相づち」とは、相手の話に調子を合わせることです。相手の言葉に対して「そうですね」「はい」など、返答をする場合も含みます。

とはいえ、ただ単に首を縦に動かしたり、生返事をするだけでは、「うなずき」や「相づち」にはなりません。それでは、どのような「うなずき方」「相づちの打ち方」が効果的なのでしょうか?

効果的な「相づち」と「うなずき」

相づちの主な目的は、相手に「あなたの話を聞いています」と伝えることです。「うん」「はい」「ええ」と小さく相づちを打つだけでもいいのですが、そこに「へえ、それで」「それからどうなったの?」「すごいね」「大変だったね」など、話の内容に沿った言葉を加えてみるとより効果的です。こうすることで、相手はあなたを「話しやすい人」だと思ってもらうことができ、会話もより弾むはずです。

反対に避けなければならないのが、「はいはいはい」「ええええ」など、同じ言葉を繰り返すことです。相手の話を軽んじているように思われる恐れがあるからです。

また、うなづく際は、「あなたの意見に賛成です」という気持ちを伝えるために、心持ちゆっくりと首を縦に振ることが大切です。これは、傍から見ても美しいうなずき方だと言われています。

一方、カクカクと首を上下に小刻みに振ってしまうと、「あなたの言いたいことはもうわかった」という意味に受け取れてしまうので、意識して避けるようにしましょう。

意外と忘れがちな表情で、会話に沿ったリアクションを

意外と忘れがちな表情で、会話に沿ったリアクションを

人は話をするとき、口を動かしながら、意外と相手のリアクションを観察しているものです。その反応から、「この人は私の話を聞いてどう思っているのか」を読み解こうとしています。こんなとき、聞き上手とされる人は、アイコンタクトやうなずき、相づちに加えて、表情や態度で「あなたの話を興味深く聞いていますよ」というメッセージを発します。こうすることで、話し手に安心感を与えます。

相づちなどはできているのに、無表情になっているがために、相手に気持ちが正しく伝わっていないことがあります。表情を作る上で、1番相手に伝わりやすいのは、口と目です。特に、笑顔を作る場合は、当の本人は目が笑っているつもりでも、口が笑っていないことがあります。普段の自分の笑顔を1度鏡の前でチェックしてみるのはいいかもしれません。口角をうまく上げることができない人は多く、これを自然におこなうには慣れが必要なものです。

人間は相手が何を考えているか分からない時、不安を感じるものです。少なくても相手に自分の意図する感情が伝わるように、表情をコントロールするよう心がけるとよいでしょう。

話す内容より、話し方が大切?メラビアンの法則

心理学者のアルバート・メラビアン博士は、話し手が聞き手に与える影響がどのような要素で形成されるかという実験をおこなっています。その結果、話し手の印象を決めるのは、「言葉以外の非言語的な要素で93%の印象が決まってしまう」ということがわかっています。

視覚情報 (Visual) – 見た目・身だしなみ・しぐさ・表情・視線 …55%

聴覚情報 (Vocal) – 声の質(高低)・速さ・大きさ・テンポ …38%

言語情報 (Verbal) – 話す言葉そのものの意味 …7%

実は、言語的な部分は1割にも満たず、7%しか相手に伝わらないということがわかったのです。このように心理学の実験からも、表情や視線については、しっかりと意識をする必要があるということです。

体を相手にしっかり向けるという聞き手の態度

自分が話をしている時に、相手が携帯やスマホを触っていて、「この人、本当に話を聞いているのか?」と疑う経験は誰しもあるのではないでしょうか。話を聞くときの態度ですが、何か他のことをしていても、いったん手を止め、相手のほうを向いて話を聞くべきでしょう。

こういうとき、目や顔だけを向けるのではなく、体全体を向けると、誠実さが伝わります。また、席の配置等で体ごと向けにくい場合は、少なくともデコルテ(肩から鎖骨の部位)から上を相手に向けるようにすると良いでしょう。また、婚活やお見合いの場ではおかしく見えてしまいますが、ビジネスシーンにおいては「メモを取る」行為は、非常に効果的です。婚活の場では、一生の相手を探す上で、メモを取って相手の話を全部覚えるくらいの気持ちで、前のめりに聞くのをおすすめします。また、プロフィールカード等がある場合は、実際にメモを取ったほうが効果的でしょう。

いかがでしょうか。大切なのは、相手の話をしっかり聞いているという気持ちをしっかり相手に伝わるように、アイコンタクト・相づち・うなずき・表情・態度に表すことです。

普段から意識している方でも、1度会話をしているつもりで鏡の前で表情を作ってみたり、職場の同僚などに自分の聞き方について聞いてみてください。意外と目が泳いでいたり、表情ができていなかったり、無関心に見えてしまっていることがあります。今一度、基本に立ち返って自分の聞き方を意識することで、相手の会話を引き出すヒントが見つかるかもしれません。

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