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男心をそそるただ一つの愛の媚薬は、思いやりの深い気立てである

偉人から学ぶ恋愛格言 恋の始め方

遠い昔から恋愛に悩むすべての人間が求めてやまない愛の媚薬は、「愛の秘薬」「恋の妙薬」「惚れ薬」などと称され、多くの演劇作品や小説などにも登場する魔法の薬です。

中世イギリスの悲劇『トリスタンとイゾルテ』では物語の重要な要素として媚薬が登場しますし、シェイクスピアの『真夏の夜の夢』ではサンシキスミレの薬のパワーによって恋のドタバタ喜劇が展開します。

愛の媚薬のレシピは、世界のさまざまな場所で、医者や科学者、占い師、魔法使いといった人々によって研究されてきました。

古代バビロニア(イラク)ではリンゴやザクロ、ギリシャではイチジク、南米ではコーヒー、古代インドではタマネギが使われたこともあるとか。日本でもネギ・ニンニク・生姜などは煩悩を刺激するとして僧侶の摂取を禁じている場合もあったんですよ。

ただし、刺激物に慣れていなかった昔の人には効き目があったかもしれませんが、刺激がいっぱいの現代では残念ながら効果は薄そう。

どんな相手でもたちどころに恋の虜にしてしまえる薬が本当にあるのなら、ぜひとも手に入れてみたいものですが、今週の恋愛格言師匠メナンドロスは「男心をそそるただ一つの正真正銘の愛の媚薬、それは思いやりの深い気立てである。男は常にこれに参る」と書き残しています。

恋のきっかけはやっぱり顔やスタイルになりがちですよね。特に男は目から入る情報を優先して恋に落ちると言われていますから、容姿に自信がない女性はどうしてもオクテになってしまいます。

しかし、「ただ一つの正真正銘の愛の媚薬」「男は常にこれに参る」と言い切るギリシャの賢人の言葉を信じるならば、決め手は「思いやり深い気立て」なのです!

ちなみに「気立て」とは、「その人の持つ性格や気質」を指しますが、もう一つ「他人に対する態度や心の持ちよう」という解釈もあります。

持って生まれた性格は変えようがありませんが、思いやりのある態度や心の持ちようならば、努力次第で素敵に変えられそうですよね!

恋愛格言師匠 メナンドロス

[Menandros] (紀元前342-紀元前292 古代ギリシャ)

今週の恋愛格言を残したのは、古代ギリシャの劇作家・メナンドロスです。

アテナイの将軍であり政治家であった父のもとに生まれ、喜劇作家の叔父、哲学者の友人、エジプト王などと交流を持ちながら、鋭い洞察力で人間考察や心理分析を行い、数百点の喜劇を書いたと言われています。

作品に記された優れた言葉は、その素晴らしさから多くの作家や哲学者によって引用され、2000年を超える歴史の中で原典が散逸した後も『メナンドロスの一行格言』として学校などの道徳の教科書として使用されました。新約聖書の中でメナンドロスの格言が引き合いに出されたこともあるとか。

わずかに現存する作品は『デュスコロス(人間嫌い)』『アスピス(楯)』『エピトレポンテス(調停裁判)』『サミア(サモスの女)』など。

恋愛以外にも

「悪い付き合いは良い習慣をダメにする」
「神々が愛する人たちは若くして死ぬ」

など、現代にも通じる優れた格言がたくさんあります。

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