無料カウンセリング予約
「どうしても東京でネイリストとして働きたい」
という彼女の夢のために、泣く泣く別れて3年。
まだ彼女のことが忘れられません。
もう29歳になるのに、過去にとらわれたまま前に進めずにいます。
彼女は大学のインカレサークルの後輩で、僕がはじめて心から愛した女性です。
僕らはどちらも一人暮らしだったので、僕は彼女の部屋によく泊まりに行き、料理を作ってもらったり、一緒にお風呂に入ったり、たまに旅行に行ったり、まるで若い夫婦のように付き合っていました。
親に会わせても反応がよく、僕が就職して落ち着いてきたのでそろそろ結婚しようと思っていたころ、ある日彼女が泣きながら別れたいと言ってきたんです。
彼女は短大を卒業後、ネイリストになるために専門学校へ進学していました。
優秀だった彼女はどうしても自分の可能性を試したくなり、地元の名古屋ではあきたらず、東京に行くことを決意したと言うんです。
ネイリストになるために、彼女がどれだけ努力していたかよく知っていたし、彼女の夢をかなえてあげたかったので、物わかりのいいフリをして別れてしまいました…。
嫌いで別れたわけではないので、彼女を忘れるのは難しいだろうとは思っていたんですが、まさか3年たった今も、こんなに未練がましく想っているなんて信じられないくらいです。
彼女と別れた後、別の女の子と付き合ってみましたが、どうしても彼女と比べてしまって、うまくいきませんでした。
僕はいつまでもこんな状態なのに、風の噂では、彼女は東京で知り合った人と結婚するみたいです…。
もう僕は彼女以外の女性を愛せないんでしょうか。
いいかげん孤独な泥沼から抜け出したいです。
あなたの隠れた恋愛傾向」や「理想の結婚相手のタイプ」がわかる診断テストをご用意しています。
結婚情報サービス・サンマリエのベテランスタッフ。
日々多くのカップルを見届けている、いわば『恋のプロフェッショナル』。長年たくさんの会員さんの恋の悩みにお答えしてきたノウハウを存分に活かし、あなたのご相談に親身にお答えいたします。
自分の中で、彼女との恋愛にけじめをつけましょう
*別れを美化しているケース
*楽しかった過去を忘れられず、執着しているケース
・・・があるように思います。
「嫌われて、別れたわけではない。
夢を追いかけたいと、別れたのだから。」
そんなふうに思っていると、
いつか彼女との復縁があるかも・・・という期待が生まれ、
彼女への未練が募り、やがては執着になっていくと思います。
厳しいかもしれませんが、大事なことなので、あえて書いていきますね。
彼女は「夢を追いかけたい」という理由で、別れを望みました。
言葉だけを受け取れば、
「あなたを嫌いになったわけではない」ということなのですが、
この真意をよく考えれば、
「あなたよりも夢が大事」
「あなたと遠距離恋愛をしてまで、付き合いたいとは思わない」
ということなのだと思います。
つまり、あの別れの時点で、
彼女のあなたへの気持ちは、完全に終わっていたのではないかと思います。
ですから、
もし「嫌いになって、別れたわけではない」と思っているなら、
「あれは決定的な別れだった」という現実を受け入れていくことが、
大事になると思います。
また、
彼女がいたときの幸せが忘れられない・・という思いにも注意です。
楽しかった思い出、甘美な思い出は、その人の中で美化されがちです。
それは、まだ彼女が好きというよりも、そのときの幸せな自分を忘れられないのです。
だからそこに浸っていたいのです。
そしてそれは、
彼女がいなければ、自分はあのときのように幸せになれない・・と、
思っているということでもあります。
依存です。
幸せは、誰かにしてもらうものではなく、自分で幸せになっていくものです。
幸せになるために恋愛をしようとすると、相手に依存する恋愛になってしまいます。
あなたが精神的に自立した人であること。
それは、これからのあなたの生き方にも大切なことですよね。
そうなれるように、「前へ進んでいく」と、自分で決心しましょう。
そして、終わった恋にけじめをつけるためにも、
あの恋愛を一度、美化せずに振り返ってみるといいでしょう。
そこには、若さゆえの間違いや思い上がり、
あなたの未熟さがあったのではないでしょうか?
二人が楽しいだけの恋愛ではなく、
心と心が繋がるような関係を築けてこれたら、
遠距離になっても関係を続けていきたいと思えたかもしれませんし、
お互いがお互いを「必要」だと思えていたかもしれません。
あの恋愛で気づいたことがあれば、
自分を責めるのではなく、
あのときの自分から成長していきたい、あの自分を乗り越えていきたいと思い、
あなたの日常で努力していくことで、気持ちは変わっていくと思いますよ。
そしてあなたが変わり、成長していけるのです。
目の前にある仕事や、するべきことに励み、
自分の周囲にある人間関係(友達、家族)を大切にして、
その人たちとの関係を、あたたかい心で通わせていけるように、
努力してみるといいでしょう。
成長したあなたが、あの恋愛を思い出すとき、
そのときはきっと、思い出として片づけることができようになるはずです。
そして、楽しいだけの恋愛よりも、
もっと上にある「愛」というものを知るときがくるのでしょう。
そのときは、
あれは若さゆえの幼い恋愛だったと、笑いながら振り返ることができるのだと思います。
思い出に浸らない。
すでに終わった恋だと受け入れていく。
自分で幸せになっていくと、決心する。
過去の自分の未熟さを受け入れて、そこから成長できるように、
今の自分の日常、今の人間関係の中で、努力していく。
その積み重ねで、あなたは変わり、気持ちが変わり、
成長したあなたにふさわしい相手が、現れるはずです。
自分を信じて、過去から卒業しましょう。