どんなに若いといわれても美しくみがいていても、なぜかアラサーの時のようにはいかない…。アラフォーになると自然な恋との出会いはぐっと少なくなってしまいます。これは誰が悪いわけでもなく、男性が本能で女性をえらんでいるから。
アラフォー女性には厳しくも感じるこの男の本能ですが、逆に利用してしまえばアラフォー婚活を成功させる必勝テクニックにもなるのです。
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明治22年に夏目漱石によって紹介もされたアメリカの詩人ホイットマンの名言にあるように、キャリアをつんだ聡明な女性の美しさをきちんと評価できる人も確かにいるのですが、多くの男性が本能的に若い女性を選ぶ傾向にあるのは動かしがたい事実。
大切な伴侶を得るために、男性は五感をつかってより若く見える女性を選ぼうとするのです。
一般的に人間の五感は「触覚」>「聴覚」>「視覚」>「臭覚」>「味覚」の順ではたらいていますが、男性は女性よりも視覚を優先するといわれています。これは文明以前の長い狩猟生活において視覚の情報がいちばん重要だったから。
では、男性はいったいどこを見ているのでしょうか?
イギリスのマンチェスター大学の研究によると、女性にはじめてあったとき、ほとんどの男性がまず唇を見るそうです。唇には毛細血管が密集しているため赤く見えているわけですが、加齢や紫外線、ストレスなどでしだいに血管がへり、くすんで痩せていってしまいます。赤くぷっくりとした唇は若さと健康の象徴なんですね。
年齢をかさねると落ちついた色味の口紅を選びがちですがアラフォー婚活ではおすすめできません。かといって赤やピンクには抵抗が…という人はオレンジ系など健康的で明るめの色を選んでみましょう。某著名メイクアップアーティストは、アラフォー女性の唇にはオレンジ系が自然になじむとアドバイスしています。最後にグロスをのせてさらにぷっくりと若々しい印象に仕上げるのがポイントです。
視覚にアピールした後は、全身に発達している触覚を攻めていきましょう。ハンドクリームで柔らかくみずみずしく整えた手で握手したり、ふとした時に腕や肩にふれたり。やりすぎなボディタッチはもちろんNGですが、女性からふれることで男性は親近感や安心感をおぼえます。
また女性の印象について男性がよく覚えているのがにおいの記憶です。嗅覚は視覚とちがって複雑な処理をせず、ダイレクトに脳に作用する感覚といわれています。母親の作った料理や昔好きだった女の子のにおいを語る男性はとても多いですよね。
男性は結婚相手に癒しや安心感を求めています。成熟した女性を感じさせるセクシーな香りにはエロスを感じますが、まだお互いをよく知らない時には清潔感のある石けんや、母乳から母親像を連想させるミルキーな香りがオススメですよ。
とはいっても男性の好みは人それぞれ。キリリとした美女は疲れる、かわいいだけの女はつまらない、スレンダーよりもポッチャリのほうがホッとするなど、女性が考える「男の好きな女性像」とはちがった好みの男性は意外なほどたくさん存在しています。
本能で求めあえる相手にめぐりあうには、やはりたくさんの出会いを経験するのが近道ですね!