女性にプロポーズできない、とお悩みの岩田義春さん(37歳・仮名)。
相手やお互いの将来について無責任でありたくないというのがその理由らしいが、
あまりに責任を感じすぎてしまうと、逆に身動きが取れなくなってプロポーズができないのは当たり前。
責任感を持つのは立派だけど、
プロポーズには相手と一生添い遂げたいという気持ちのほうが重要なのでは……。
「相手と一生添い遂げたいという気持ちがあるからこそ、無責任ではいられないんですよ!」
もちろん、それはそう。
でも、将来なんてどうなるかわからないわけだし、
不確定なことに今の段階から完璧に責任を持てるかっていったら、そんなの絶対無理じゃない?
「だから、悩んでいるわけですよ」
でも、無理なことを悩んでもしょうがないわけだし。
結婚後、何かのトラブルが起きた時は2人で乗り越えよう、という姿勢のほうが大事なんじゃないかな?
「う~ん、それはそうなんですけどねえ……。実は、もう一つプロポーズできない理由があるんですよ。
どちらかというと、こっちのほうがプロポーズできない理由としては大きいんですが」
それって何なの?
「実はプロポーズするキッカケがないんですよ」
えっ、キッカケなんて自分で作るもんなんじゃないの!?
それだったら経済的な問題とか断られるのが怖いとかいう理由のほうが納得できるんだけど。
「いやあ、どのタイミングでプロポーズを切りだしたらいいのか、わからないじゃないですか」
そんなもん、自分がプロポーズしたいタイミングに決まってるじゃん!
「そんな……! たださえ自分に自信がなくてプロポーズできないっていうのに、キッカケくらいないとプロポーズなんて無理ですよ~」
じゃあ、岩田さん的には、どういうキッカケがあればいいわけ?
「たとえば、相手の女性がプロポーズの気配を察して、プロポーズしやすい雰囲気を作るよう努めるとか……。
女性からそういう話題を振ってくるとか……」
プロポーズのキッカケまで女性頼みって、ちょっとどうなの!?
最近の男性は弱くなったってよく聞くけど、ここまでとは……。
「ダメですかねえ?」
ダメとまでは言わないけど……。
まあ、最近の女性は強いからそういうのもアリかもしれないし、
人生なんて一つのキッカケでガラリと変わったりするから、
女性に背中を押してもらうというのも全くナシでもない話かもしれない。
しかし、ここまでやってあげないとプロポーズできない男って、どうなの?