彩乃---男性に引かれず、同性の反感を買わないボディタッチというのは自分のキャラに合ったものじゃなきゃダメと話すR子(27歳)。
もっとも、モテ仕草はボディタッチだけじゃないわけで、それもビジネス、合コンなどシーン別に応じたモテ仕草があるのだそう。
さくら---「仕事命」の私としては、ビジネスシーンでのモテ仕草って、とっても興味ありますね。
彩乃---そうだよね。 キャリア志向のさくらには、ボディタッチよりもそういうモテ仕草のほうが合ってるもんね。
R子---たとえば、さくらちゃんなんてキレイな手をしてるんだから、それをアピールすべきだよね。
さくら---というと?
R子---美しいペンの持ち方で、サラサラっと文字を走らせるとかさ。
真央---おー、なんか仕事ができそうで、しかも女らしい感じでイイですねー。
さくら---確かに!
R子---ネイルとか指輪なんかにも気を遣うと効果も倍増だよ。
さくら---すぐにでも実践できそう!
彩乃---確かに、キャリアウーマン的な部分をアピールしつつ女性らしさも、そこはかとなく漂わせることができるという高等テクだよね。
ただ、さくらにはちょっと無理かも。
さくら---どうしてですか!?(怒)
真央---そうですよ。さくらさん、仕事もできるしキレイな手してるんだから、まさにさくらさんにピッタリのモテ仕草じゃないですか?
彩乃---だって、こういうのって仕事ができて、指先がキレイで、字がキレイなほうがいいんじゃない?さくらって、あまり字がキレイなほうではないから。
R子---えっ、さくらちゃんってそうなの!?
このモテ仕草は仕事ができそうとか指先がキレイとかっていう前に字がキレイだという前提があるからなあ。それだと厳しいよねえ。でも、さくらちゃんの字が上手そうなのに意外だねー。
彩乃---今はほとんどパソコンで手書きすることが少なくなってきたしね。
字の上手さはあまり仕事に影響しないと思うっていうのがさくらの持論だからねー。でも、思わぬところで墓穴を掘ったね(笑)。
さくら---放っといてください!
真央---でも、あれじゃないですか! 通信教育みたいなのでペン習字の講座みたいなのがあるじゃないですか。あれやったら、字が上手になるかも。
R子---そりゃ、字が上手くなるかもしれないけど、モテ仕草をマスターするためだけにペン習字なんてやらないでしょ、普通。
彩乃---字が上手になったら、意中の彼をゲットできるとかだったら別だけど、モテ仕草のためだけに、ペン習字っていうのは、少し遠まわりな気がするね。
それだったら、直接的にモテるための何かをマスターしたい!ってあたしだったら思うけど。
真央---ま、それはそうですよね。じゃあ、せっかくR子さんからご提案いただいたモテ仕草ですけど、さくらさんには、却下ということで……。
R子---さくらちゃん向きのいいモテ仕草と思ったんだけど……。残念。
さくら---ちょっと~。そんなこと言わないでくださいよー。
彩乃---モテ仕草というのは自分のキャラに応じてってR子が言ってたけど、自分の能力にも応じていなきゃダメみたいだね(笑)。
そういう意味じゃ、「自分を知る」ということは本当に大事だよねえ。