2回に分けて「男性からの告白」についてお話しします。
第1回目の今回は、「男性が陥りやすい失敗」について、見てみましょう。
男性は、おおむね「オトコらしく!」「正面から!」「小細工無しの直球勝負!」に、
美しさや価値を見いだそうとしてしまう傾向がある気がしませんか?
確かに、間違ってはいません。
けれど、場合によっては、ただの自分勝手な気持ちよさな感じもしますよね。
普段から女性に囲まれていたり、女性の中でも自然体で接することができていたり、
ゆえに女友だちが多かったり……
そういう人は、「好きな女性にくらいは、恥ずかしいくらいのストレートな言葉で告白する!」
と言っても大丈夫だと思います。
しかし、大半の男性は、そんなしあわせ環境にはいないですよね。
ただでさえ出会いが少なかったり、たまにタイプの女性と出会っても舞い上がっちゃったり……それが「普通」なんだと思います。
「天使のように大胆、悪魔のように繊細……」
とある映画界の巨匠が言ったといわれるフレーズですが、これはまさに恋愛の極意にも
通じるもの。
相手を思う無垢な気持ちは、照れずに天使の大胆さで伝えればいいし、
でも、相手を何とかして恋の罠にはめるための謀(はかりごと)は、
悪魔のような繊細さで考え実行しなくてはいけないものではないでしょうか?
普通の男性にとって、正面突破は無謀かも知れませんね。
舞い上がってあらぬことを口走ってしまうのを前提に告白しても、
それは上手くはいきませんよね。だからこそ、無謀の真逆が謀なのです。
謀といっても、別に卑怯な手を使うワケではありません。
女性の告白が「自分の演出」なら、男性の告白の中核は「事前の準備」ということでは
ないでしょうか。
女性の心は、思ったよりも広いもので、恋愛対象の男性には内面の充足を
求めている気がします。つまり、中身で頑張れば、見た目が女性のタイプでは無くても、
スタートラインに立てると思うのです。
かといって、かなり仲良くならないことには、そんな内面も相手には伝わりません。
ですから、相手の「内面的な好み」を探るためのリサーチが大事なのです。
女性は、世界中を敵に回してでも、私の味方になってくれる人、が好きなのだと思います。
そして、「私だけ」をベースに、女性はさらに2タイプに分かれていきます。
では、どんなリサーチが有効で、それをふまえて、どう切り出したら告白の成功率があがるのか……。
その核心は、次回をお楽しみに!