彼女と付き合い始めて2年ほどたち、
今年の4月から結婚を前提として同棲をはじめました。
4月までは彼女は会社員として働いていました。
同棲を機に、自分が経営している会社を一緒に手伝ってもらうことなりました。
僕自身、「結婚をするということは、その人を幸せにする、不自由ない生活を送ってもらう」
という考え方を持っています。
相手の分まで自分自身が稼いでいこうと、
それまで以上に仕事をがんばるようになりました。
最低でも、彼女が今までもらっていた給料分は稼ぎ、
そのまま彼女にあげようと思っていました。
しかし、自分が頑張れば頑張るほど、
職場や自宅などで彼女に強く当たってしまうことが多くなり、
だんだんと気まずい状態になっていきました。
昨日、職場から帰宅したところ、彼女の荷物が全て片付けられ、
彼女は出て行ってしまいました。
「離れて頭を冷やしたほうがいい」というメールを受け取っただけで、
あとは一切連絡がとれていません。
今日は職場のほうにも姿を見せていません。
一度だけ電話をかけたのですが連絡が取れず、
それ以上電話をかけてもしつこくなってしまうと思い、電話やメールはしていません。
いったいこの先、どのように彼女に対して接していけばいいのでしょうか?
結婚情報サービス・サンマリエのベテランスタッフ。
日々多くのカップルを見届けている、いわば『恋のプロフェッショナル』。長年たくさんの会員さんの恋の悩みにお答えしてきたノウハウを存分に活かし、あなたのご相談に親身にお答えいたします。
素直に彼女に謝り、「愛されていない」不安を与えない
そんな彼女との気持ちの行き違いは、あなたの書いているとおり、
「職場や自宅などで、彼女に強く当たってしまうことが多くなった」ことにあるのでしょう。
仕事でのストレスを、仕事場や家で彼女にぶつけてしまったということは、
あなたは「彼女に甘えていた」のだと思います。
それだけ、彼女に心を許していたのかもしれませんが、
一番身近な人だからこそ、もっとも心を遣うべきなのだと思いますよ。
どんなに仕事が大変でも、職場で人に当たらず、自分の役割をきっちりと果たし、家庭においては、仕事場との気分を切り替えて、
家庭を楽しもうとしている男性は、世の中にはたくさんいるものです。
あなたには、そうした考え方、行動ができなかった。
それは、今のあなたの「弱さ」「未熟さ」なのかもしれません。
今回は、いい勉強になったと考えていきましょう。
彼女に会って、素直に「自分が未熟だった」ことを、謝罪してみてはいかがですか?
女性の特徴として、
「多少の不満があっても、口には出さずに我慢する。でも、
我慢の限界がきたときには、一気に愛情が冷めてしまう」
というパターンはとても多いようです。
彼女の場合もまた、あなたへの不満が限界に達したのでしょう。
そのサインは出ていたのに、あなたはそれを見逃してきたのだと思います。
男性は、好きな女性に何かを与えて、
「喜んでもらい、必要とされている実感」を得ることで、幸せを感じる生き物。
女性は、好きな男性に「愛されているという実感」を受け取ることで、
幸せを感じる生き物なのだそうです。
あなたのように結婚を控えた男性に、アドバイスすることがあるとしたら、
相手に「愛されてない」という不安を与えてしまうと、
距離ができていく…ということを覚えておいてほしいと思います。
いくら仕事で成功しても、愛する人に愛想を尽かされていては、幸せではありませんよね。
身近な人だからこそ、大切な女性だからこそ、
やさしい言葉、いたわりの態度、感謝の言葉…こうした心遣いは大切なのです。
彼女に会ったら、
「君を幸せにしたいから、お金を稼ごうと、これまで以上に仕事に打ち込むつもりだった」というあなたの気持ちを、伝えてみてはいかがですか?
彼女がそういうあなたの気持ちを理解できていたら、
あなたの元に戻ってきてくれるかもしれません。
この失敗を生かして、彼女と幸せな結婚をしていただきたいと思います。