いつも関心を持って拝見させていただいております。
私は彼が出来て、色々と話せるような深い関係になり、 相手が沢山想ってくれていると感じていても不安、不満でいつも仕方がありません。
どうやって男性を信じたらいいのかわかりません。
その要素は特に自分の彼がセクシャルな物を見るのがどうしても許せないという事なんです。
そこからいつも不信感が出てしまうのです。
父親がそういったものが好きで両親が喧嘩をしているのを昔から見ており トラウマにもなっているのかもしれません。
これは私にとっては深刻でこれを思うとうまくいっているにも関わらず 別れたい衝動に駆られてしまう程なのです。
友人の中にはそんなものは男性なんだから仕方ない、 見るななんて言ったらかわいそうだと言っていた女の友人がいました。
それ以来自分は心が狭いのかと少し恥ずかしい様で誰にも相談もしていません。
私からするとそれは浮気に値するほど嫌なものでどうしても全く理解できません。
今は良くとも将来自分が年をとった時に相手が見ていたら若い子へのやきもちとして もっと不快に感じてしまいそうな気もします。
他を見ないで私だけを見てくれる男性を探すなんて夢の様な話なのでしょうか。
自分が認めるもしくは気にしないように変わるしか方法はないのでしょうか?
どうしたらよいのでしょうか。
結婚情報サービス・サンマリエのベテランスタッフ。
日々多くのカップルを見届けている、いわば『恋のプロフェッショナル』。長年たくさんの会員さんの恋の悩みにお答えしてきたノウハウを存分に活かし、あなたのご相談に親身にお答えいたします。
この質問に関する回答
貴女が、彼のセクシャリティを認めないというのは、 自分のセクシャリティを認めていないということと同じだとは思うのですが・・・。
貴女は頭で分かっているのですが、きっと感覚として許せないのでしょうね。
どう納得してもらえるか、私も自信がありませんが、思うところを書いてみますね。
友人のアメリカ人の男性学研究家(男性)がこういうことを言っています。
多くの男性はポルノが好きで見るけれど、女性はポルノを見るよりも、むしろ恋愛小説を読むのを好む。
彼女たちのセクシャリティのあり方が男性とは(一般には)異なるからだ。
性的に刺激され幸せな気持ちになるきっかけを、男性は視覚的なものから、 女性の場合はロマンティックな場面を想像することからはじまる、と。
彼は、女性にとっても恋愛小説、は男性にとってのポルノと同等な価値があると、言い切っています。
また、日本人女性でとても男好きで、アバンチュールにも積極的な友人がいますが、彼女は男性ヌードを見るのが大嫌い。
性的も刺激されないのだそうです。
アメリカでは、「プレイボーイ」という月刊雑誌に対抗して、 その女性版のような「プレイガール」という男性ヌードばかりの月刊雑誌も発売(出版社は異なる)されていますが、 その読者の数は、「プレイガール」のほうが圧倒的に少ないのです。
女性は男性の裸を見て刺激されることが比較的に少ないように出来ているらしいのですね。
また、女性は、社会的にも性的な発展をどこか抑えられていて、 自分のセクシャリティに気がつくのはとかく男性より遅い場合があります。
ある程度の性的な経験を経て、自分のセクシャリティを自由に認めるようになったりしますから。
いづれにせよ、焦らず、自分の気持ちを彼にも話しながら、彼との付き合いを持続していってください。
そのうちに彼との愛情の中で、自然に自分のセクシャリティにも気がつき、男女の違いも認められるようになることでしょう。
「他を見ないで私だけを見てくれる男性を探す」ことについては、貴女も彼以外に、憧れる人がいない人生を送る自信があるかしら?
ヨンさまブームも1つの日本女性のセクシャリティの表れと思って眺めると、人間の幅も広がるのではないかしら? セクシャルな興味は、 男性にとっても女性にとっても何も悪いことではなく、自然なことというところから出発するほうが自分も楽ですよ。
時間をかけて、無理せずに、愛する人との付き合いの中からセクシャリティについて考えていかれた良いと思います。