同じ年ですね。親近感が湧いちゃいます。
さて、今現在、あなたと同じ悩みをもつ３０代の女性はたくさんいることと思います。
結婚したい！　という気持ちになっても、２０代のときと違って考える力も高くなっている（男を見る目が肥えている）。
おまけに、２０代のころと比べると、同年代の男性の関心は自分たちより下の世代へ向いている気がして、いったい自分たちはどういう男の子を狙っていけばいいかもよくわからない。まさに五里霧中という感じです。
私のおすすめの対処法は、結婚に対してもっと貪欲な姿勢をもつことです。
恥も外聞も気にせず、「私は結婚したいの！　いい人がいたら教えて。紹介して」と周囲の人たちにアピールするべき……ということです。
「そういう気持ちはわりとみんなに話してるんだけど」と思われるかもしれません。けれど、そのことばが本気なのか、ただ何となくいっているだけなのか、そのあたり思い返してみてほしいのです。
たぶん、照れがあって、本気を見せていないのではないでしょうか。
本気が伝われば、周囲の人も「そういえば○○くんはどうだろう？」と、気にかけてくれるはずです。
それから、自分が周囲にいる男性からどんなふうに見られているか？　
そのあたりを考えてみてください。
「仕事だって契約社員だし、結婚して平凡な主婦になりたいの」という雰囲気を男性の前であからさまにかもしだしていないでしょうか。
最近の男性は、頼られたり責任を押し付けられそうになることに敏感です。
この間、私と同じ年齢のT大卒商社勤務の男性から「彼女と婚約したんだけど『結婚したら会社辞めて、いい妻、いい母親になるから』といわれてビックリして『会社辞めないでくれー』といってしまった。
それで彼女が怖くなって逃げました」なんていわれて、こっちがビックリしました。
結婚に対する男性側の意識もだいぶ変化しているようです。
一生仕事に生きよう！　とは思わなくても、いざとなったら何とかできるさ、という気楽さ、寛大さがあるところを男の子に見せると、向こうも安心して「この人だったら、結婚してつらいことがあっても、いっしょに乗り切ってくれそうだ」と思ってくれるのではないでしょうか。
結婚適齢期というのは、人それぞれ違うものです。
年齢で区切って考えずに、自分のタイミングを上手にみつけて逃さないようにしてほしいです。