私は、いま、そこそこ幸せな結婚生活を送っています。主人との間には、子どもも二人います。主人とは、一生添い遂げようと思っています。主人とは、恋愛というよりも、家族的な情で結ばれました。主人以前には、一度、深い片思いを(相手に告げることもできないような初心でした)しただけでした。最近、とても心惹かれる人ができて、生涯、二度目の恋ですが、その人のことばかりを思ってしまって、つらいのです。
主人と子どもに心を集中するべきなのに、彼のことを考えてばかりいます。彼は、既婚者で子どももいます。もしかすると、私に好意的かもしれませんが、私と彼とは、ビジネス上の付き合いでしかないので、彼の好意も、まったくの営業でしかないと思います。彼は、私に夢を語ってくれたりしました。彼の前向きなところや言葉の一つ一つを、胸に反芻させて、ずっと思い続けています。こんなばかげた主婦の恋など、早く消してしまいたいのに、彼のことを思って、今よりも前向きに、今よりも素敵な自分になりたいと思い、だから、この恋も無駄ではないなどと感じたりしています。全てを捨てて彼と結ばれたいなどという妄想に浸ってみたり、早く忘れたいと思ってみたり、いろいろと、胸が苦しむのが、つらいです。早く、こんな思いにけりをつけたいのですが。
「お前馬鹿だな、さっさと、お前の生活にもどれよ。奴は、お前のことなんてちっとも思っちゃいないさ」と、言って欲しいです。馬鹿なことを書いて、申し訳ありません。
結婚情報サービス・サンマリエのベテランスタッフ。
日々多くのカップルを見届けている、いわば『恋のプロフェッショナル』。長年たくさんの会員さんの恋の悩みにお答えしてきたノウハウを存分に活かし、あなたのご相談に親身にお答えいたします。
この質問に関する回答
そこそこ幸せな結婚生活というのは、ある意味でちょっと退屈なのかもしれません。子供がふたりいて、一生添い遂げようと思っているご主人がいる。絵に描いたようなうるわしい核家族。うるさい姑や舅もいないみたいだし、寝たきり老人の介護をする必要もない。子供もいじめにあってるわけでもないし、登校拒否をしているわけでもない。ご主人はリストラにあってるわけでもなく、過労でフラフラということもない。
自分の生活の中にさしあたって問題がないということは、緊張感がないということ。いつも緊張するのは疲れるけど、何の緊張もないのはつまらない。そしてちょっとした緊張に憧れます。あなたには「今よりも前向きに、今よりも素敵な自分になりたい」という気持ちがあるんですね。あなたが今彼のことばかり考えてしまうのは、そういう気持ちのはけ口を求めているからなのかもしれない。何かやりたいんでしょうね、何かスリルがほしいという言い方をしてもいいかもしれない。妄想に浸ったり、胸が苦しいのは、つらいことだけれど、スリルがありますよね。退屈しのぎにはちょうどいい。きつい言い方をしてごめんなさいね! 今のあなたは現状にある程度満足していて、新しい刺激を求めているような気がしたのです。
人によっては、どうしても恋愛にその刺激を求めてしまうことがある。それはそれでしかたないと思いますが、自分や相手の家族を犠牲にする危険があることは肝に銘じた方がいい。
ご主人とは家族的な情で結ばれたとのこと。これは理想的な結婚だと思います。だって結婚は家族になることですから。恋愛の激しい情熱と結婚生活の間にはちょっとズレがあるような気がします。いいご家族がいらっしゃるのですから、どうぞ大切になさってください。もしスリルがほしいなら、恋愛ではなくて、何か趣味を見つけるとか、仕事をしてみるとか、ボランティアをしてみるなど、他に探してみましょうよ。手始めに、小さい時何をするのが好きだったかを思い出してみるのもいいかもしれません。