別れ
自己肯定感
過去にとても好きな男性がいました。
好きで、好きで、その男性に気持ちを伝えても、友だち以上恋人未満の状態が続きました。
好き過ぎるがゆえにケンカも絶えず、たくさん悲しい思いもしてきました。
それでも好きで、その男性の幸せを心から願っていました。
彼が私の事を本気で考えてくれていた時期に(後になって友人から聞きました)
私は彼ではなく、性格がまったく正反対の方とお付き合いをすることになり、
最初はこんな人と一緒にいられたら幸せだな、という気持ちでした。
一緒にいるうちにやさしい彼の事をどんどん好きになり、
毎日が幸せで、不満なんて一つもなく「前好きだった彼の事を忘れられる…」、そう思っていました。
しかし、彼氏にプロポーズされた時、私は不覚にも、
前に好きだった人の顔が浮かび、話を曖昧にしてしまったのです。
それから彼氏との仲がギクシャクしだし、
最後にはケンカ別れ。
やり直したいと伝えましたが、
心のどこかにいつも好きだった人がいる私の事を彼氏は見抜いていました。
常に私の事を考え、愛し、１番近くで見ていてくれたからこそです。
彼は「もうやり直す事はない」と告げ、違う方と結婚しました。
予想していた中でも、最悪の結末でした。
そうなるのではないかと常に私は不安だったから。
彼の気持ちにあぐらをかいて、
好きだったのに大切にしなかった私にバチが当たったのだと思いました。
後悔、悲しみ、喪失感…あの頃の自分が情けなくて、悔しくて、
思い出してはつらくなりとても苦しいです。
私は、どうすれば前に進めるのでしょうか。
結婚情報サービス・サンマリエのベテランスタッフ。
日々多くのカップルを見届けている、いわば『恋のプロフェッショナル』。長年たくさんの会員さんの恋の悩みにお答えしてきたノウハウを存分に活かし、あなたのご相談に親身にお答えいたします。
過去の恋も別れも、自分の成長に繋げていく気持ちが大切
好きだった人との別れを乗り越えられた人というのは、
その恋愛や別れの体験を、自分の成長に繋げていることが多いものです。
成長できているから、
成長できるように努力を続けているから、
過去の自分に心を残すことがないのです。
これは言い方を変えれば、
過去の恋愛に「後悔」を残したままの状態は、
思いを引きずるということなのかもしれませんね。
過去の恋を振り返るのは辛いかもしれませんが、
そこに自分の後悔や反省点はなかったのか、
冷静にみていくといいのではないでしょうか。
もし、
「もっとこうしていれば良かった」
「どうしてできなかったのだろう」という
反省と後悔があったことに気づくことができたら、
そこがあなたの学びのポイントです。
その反省・失敗を、自分の学びに変えて、
これからの恋愛に活かしていけばいい。
そう思えたら、それが成長に繋がっていきますよ。
それをしていかないと、
たとえあなたにふさわしい男性が現れたとしても、
以前好きだった人に執着している今のような状態では、
同じように別れを繰り返していくことになるのではないでしょうか。
大事なのは、
「失敗から何を学んで、これからの人生にどう活かしたいと思うのか」です。
恋愛する度に、別れる度に傷ついて、身も心も荒ませていてはいけません。
別れも恋愛も、その経験から学び、成長していこうとする
強い気持ちを持っていきましょう。
そうやって、自分の過去の恋から自分が成長できると、
過去の恋を思い出しても、心は乱れることはありません。
成長した分、当時の自分や当時の恋に戻りたいとも思わないでしょう。
昇華できない過去の恋愛は、美化されていきがちです。
そういうことにも、気づけるといいですね。
参考にしてみてほしいと思います。
あなたが前に進みたいと思えた今が、チャンスだと思います。
頑張ってください。