学生時代、私は人を好きになることがなかったのですが、
社会人になってから、同じ部署の先輩を好きになりました。
一緒に帰ったり、食事をしたり、映画をみたりと
「ずっとこんな風に一緒にいられたらな」と思う日が続きました。
しかし１年が過ぎたころ、その先輩が支部に異動することになり、
それを機に勇気をだして告白をしました。
ところが先輩の返事は、
「そういう風には見られない。それにきみは人慣れしていないからつまらない」とのこと…。
私と一緒にいたときの彼はとても楽しそうに見えていたので、正直ショックでした。
私は「今まで男の人と話した経験が少ないこと、慣れていないことが原因だったのだな」と反省し、
機会があれば男の人と話をするように努力をしました。
しかし今度は「未婚の女が男とひょいひょい出かけるなんて、男遊びが盛んだ」と陰口を言われてしまいました。
現在好きな人はいませんが、こういう言われ方をすると、今後人と話をするのが怖いです。
結婚は望んでいるのですが、どうすればうまく付き合っていけるのかが分かりません。
結婚情報サービス・サンマリエのベテランスタッフ。
日々多くのカップルを見届けている、いわば『恋のプロフェッショナル』。長年たくさんの会員さんの恋の悩みにお答えしてきたノウハウを存分に活かし、あなたのご相談に親身にお答えいたします。
「人と上手に付き合う」という努力を
「きみは人慣れしていないからつまらない」という意味は、
一体どういう意味だったのでしょうね？
本当に「男性に慣れていないから、つまらない」
ということだったのでしょうか？
「きみは人との付き合い方を知らないから、つまらない」
・・・という意味にも受け取れますね。
自分の欠点を克服するために、努力をすることは大切なことです。
でも、他人に「男遊びが盛んだ」という印象を与えてしまうのは、
あなたにとっては損なことだと思います。
男女間の付き合いというのは、人間関係の一つですから、
「機会があれば男の人と話をする」という努力を、
「人と上手に付き合える」という努力に、視点を変えてみてはいかがでしょうか？
男性だけにターゲットを絞らないで、女性や友達、家族との関係を、
今よりもいいものにしていく努力をしてみましょう。
人との付き合いが下手な人は、
なにをするにも「相手任せ」にしていることが多いようです。
また、
一方が与えるだけで、もう一方が受け取るだけ・・・とか、
一方が自分を抑え過ぎ、一方が相手を支配的になりすぎる・・・となると、
いい関係は築けません。
人になにかをしてもらったら、「ありがとう」を。
自分が悪かったと思うときは、素直に「ごめんなさい」を。
やさしくしてもらったらそれを喜び「嬉しい」と伝え、
相手にも同じように、自分から思いやりと心配りを与える。
相手が困っていたら力になり、
相手が悲しんでいたら、励ましてあげる。
そうした心の交流が、あなたの人間関係を豊かにしていくのかもしれません。
男性とのお付き合いは、あなたの人間関係の延長にあるわけです。
男性と接するときも、他の人と接するのと同じように、
あなたらしく、人といい関係を築けるように、心がければいいのではないでしょうか。
そうすることが、今のあなたの悩みを克服する一つの方法だと思います。
参考にしてみてくださいね。