2ヶ月ほど前まで、メールのやり取りをしていた男性がいました。
出会いのきっかけは、彼からのナンパでした。
今まで、男性から声なんてかけられなかった私は、
彼がメールで「タイプだ」とか、「付き合いたい」と言ってくれて、少しずつ好きになっていきました。
ある日、彼が「映画でも見に行こう」と誘ってくれたので、
休日を合わせて行く約束をしました。
ほんとに嬉しくて、楽しみにしていました。
しかし約束をした次の日から、
メールの内容が、やたらとエッチの話ばかりになってきたのです。
どうやら彼のほうは、「ナンパ成功=エッチができる」と思っていたらしく、
優しい言葉で近づけば、簡単にさせてくれると思っていたようなのです。
恥ずかしいことに、私はこの歳で経験がなく、
たとえ冗談でも、そういう話には抵抗があるほうです。
硬いと思われるかもしれませんが、私は「この人なら」と思う人としかしたくないし、
どんなに気をつけても、女性のほうがリスクの高いエッチを、軽い気持ちではできないので、
きっぱりと「そういうつもりで会うわけではない」と伝えました。
すると彼の態度が一変し、
「簡単にできると思ったのに騙された」「時間の無駄だった」といい、
ひどい時には「お前みたいなブサイクな女は一生縁がないだろう」という
メールが来るようになったのです。
確かに、私は外見にコンプレックスがあり、
それが原因でフラれたことは、一度や二度ではありません。
でも彼に声をかけられた時は「こんな自分でも声をかけてくれる人がいるんだ」ととても幸せな気分になれたのに…。
そんなことがあってからは、好きな人ができません。
仲の良い友だちが出会いの場を用意してくれるのですが、
「もし、上手く行かなかったら」「また酷いことを言われたら」と思ってしまい、どうしても勇気を出せないのです。
私は今後、どうやって恋愛に向かっていけばいいか真剣に悩んでいます。
厳しい言葉でも良いです。どうかアドバイスをよろしくお願いします。
結婚情報サービス・サンマリエのベテランスタッフ。
日々多くのカップルを見届けている、いわば『恋のプロフェッショナル』。長年たくさんの会員さんの恋の悩みにお答えしてきたノウハウを存分に活かし、あなたのご相談に親身にお答えいたします。
すべての男性が、そんな男性ではありませんよ
早々に縁が切れて本当に良かったです。
人の容姿を笑ったり、中傷したりする人はいるものです。
でも、そういう程度の低いレベルの人間の、悪意に満ちた言葉や行動に、
いつまでも傷ついたままで、いないでください。
そうした人の言葉を受け取ってしまうことは、
その人たちと同じレベルに、自分を置いてしまうことになりますからね。
深く受け止めず、「たまたま、その時の運が悪かったのだ」と考えてみましょう。
すべての男性が、そんな男性ではありません。
「また酷いことを言われたら…」と、怖がってしまうのは仕方がないのかもしれませんが、できるだけ努力をして、出会う人の本質を決め付けず、ゆっくりと関わりながら、
その人の良さを知ることができるような人との、関わり方をしてみてほしいと思います。
過去のことを思い出して、臆病になってしまう時は、
「今はまだ、怖がっている自分がいるんだな」と焦らず、否定せずに受け入れましょう。
でも、いろんな人と接する気持ちだけは、閉ざさないようにしてみてください。
そうしたことを続けていくうちに、
自然に気持ちにも変化が起こっていくと思います。
そういう意味では、めげないで人と関わろうとする、あなたの努力も必要になるでしょう。
この出来事は、「容姿に自信のない自分に、こだわりすぎていますよ」という
メッセージなのかもしれませんね。
もちろん、キレイになるような努力は大事ですが、
外見がすべてだと容姿ばかりにとらわれていると、本質がおろそかになってしまいます。
いいチャンスをもらったのかもしれません。
心の美しさや強さというものは、一朝一夕では作られませんから、
これをひとつの教訓にして、本当の意味で、今よりも内面から美しく強い女性になっていきましょう。
人に対して、悪口を言わない。嘘は言わない。
どんな人にも、やさしく、あたたかく接することができる。
どんなことにも、感謝を忘れない。
傷ついても、その経験を自分の学びにして、前へ進む気持ちを持つ。
自分がされて嬉しいことは、人にも自分からやってあげる気持ちを持つ…。
あなたが、美しいと思える女性像に近づけるように、自分の意識を向けていくのです。
外見はみな平等に、衰えていくものですが、
内面の美しさを持つ人は、年齢を経るとともに、輝きだしていきます。
本質の美しさを大事にする気持ちを、忘れないでいてくださいね。
程度の低いレベルの人たちの、悪意に満ちた言葉で、あなたの心が汚されませんように。
人を平気で傷つけて、何とも思わない人には、あなたが直接手を下さなくても、ちゃんとそれなりの痛い結果がついていくもののようです。
だから、あなたがその人を恨む必要もありません。
いつまでもこだわっていてはいけません。
輝ける自分を目指しましょう。