真剣に人を好きになったことがありません。
過去に3人の男性とお付き合いをしましたが、
どれも1〜3ヶ月で別れてしまいました。
別れを告げたのは私の方です。
始めの付き合いたては、楽しくて毎日の連絡も苦にならないのですが、
だんだんと嫌気がさしてきて、相手の嫌な部分が見えてくると
次第に冷めていき、
「もう付き合いたくないし、会いたくない」という感情を持つようになります。
手に入ってしまうと、満足してしまうようです。
自分では「彼のことを好き」と思っているのですが、それが長続きしません。
私は一生人を愛せないのかと思うと不安です。
何かいいアドバイスを下さい。
結婚情報サービス・サンマリエのベテランスタッフ。
日々多くのカップルを見届けている、いわば『恋のプロフェッショナル』。長年たくさんの会員さんの恋の悩みにお答えしてきたノウハウを存分に活かし、あなたのご相談に親身にお答えいたします。
「自分」と「相手」のマイナスではなく、プラスを見て
お付き合いがしたいと思えるくらい、「好き」な気持ちになれるのですから、
そんなに深刻にならなくても大丈夫です。
ただ、自分のこれまでのパターンを繰り返さないように、
自分を変えていく努力をしてみてはいかがでしょうか。
やはり気になるのは、
「相手の嫌な部分が見えてくると、次第に冷めていく」と書いてある点です。
あなたは相手に、完璧さを求めていませんか。
この世の中には、完璧な人などいません。
ご自分を振り返ってみてください。
あなたには、優れたところもたくさんあるけれど、
足りないところもあるのではないですか?
みんな、あなたと同じです。
長所と短所を持ち合わせているものです。
ですから、どんな人間関係でも、相手のマイナスを数え上げるよりも、
プラスを数えて、その人の良さを見るようにすると、
円滑に運びやすくなります。
また、相手に対して厳しい人は、たいてい自分に対しても厳しいものです。
逆にいえば、自分の欠点や弱点を認めて、許している人は、
相手の欠点を許せる人なのだと思います。
あなたはご自分を厳しい目で見て、
「こんな自分が嫌い!」と、許せない気持ちになっていることはありませんか?
もし心当たりがあるなら、
自分の良いところ、素晴らしいところを、たくさん見つけていきましょう。
マイナスにスポットライトを当てるのではなく、
プラスにライトを当てていくつもりで。
自分の良さを見つけて、それを認めていくことができるようになると、
相手に対しても、同様の目線で見ることができます。
すると、相手の中に、これまでに見えていなかった、
すてきな魅力に気づけるようになっていくと思います。
相手の悪い面が見えたら、良い面を見るようにしていくこと、
自分のマイナス面を認めて、許してあげること、
「こんな私だけど、私にはこんなにいい所もあるみたい」と、自分の良い面を見つけていくこと。
こうしたことを繰り返して行い、自分の癖(パターン)を直していけたら、
相手の嫌な部分にも寛容になれるのではないでしょうか。
そうなれば恋もまた、これまでとは違ったものになるのではないでしょうか。