いまの時代は恋愛を経た結婚、“恋愛結婚”が一般的。
その「恋愛」と「結婚」に違いを感じている人は、どのくらいいるのでしょうか?
皆さんの考える恋愛と結婚の違いについて見ていきたいと思います。
目次
今回の質問、「恋愛と結婚は違う?」で明らかになったのは、「違う」と感じている人が男女ともに8~9割を占めているということ。
「違う」と感じた男女が恋愛と結婚に対して、いったいどのような違いを感じているのか理由を見ていくと、違いの感じ方に男女差はなく、意見は一致しました。
「違う」と答えた男女がダントツで違いを感じていたのは、1位「生活・経済」。多くの恋人が恋愛中に気にする経済事情といえば、デートで奢るか?奢られるか?程度でしょう。しかし結婚後には生活が一緒になるため、やはりお金の部分にいちばん、恋愛時代との違いが出ると思っているようです。
次に違いが見られたのは、2位「家族・親戚づきあい」。恋愛中は2人の関係だけで済んでいても、結婚すれば、おのずと人間関係の幅が広がります。とくに、こちらへの回答には既婚者からの投稿が目立っていただけに、信憑性がありますよね。「彼女の立場と嫁の立場は、ずいぶん違う」(既婚者・34歳)という、現実味のあるお答えも…。
そして続く違いは、3位「責任感」です。夫婦や家族になるからには、どんな困難があろうとも“共に生きる”という覚悟が必要なのかもしれません。
こうしてみると、恋愛中と結婚後における2人の関係性には、ずいぶん違いがあるように感じますが、「違わない」と考える人もいます。彼らが「違わない」と言い切るのは、恋愛の末の結婚ゆえに恋愛感情を大切にしたいからのよう。もしかしたら、打算的な結婚はしたくないという思いが強いのかもしれません。
結婚して長いこと一緒にいると、どうしても、ときめきは薄れがちになるといいます。
しかし、たとえ結婚後がめまぐるしく過ぎる毎日だったとしても、恋愛時代の気持ちを、
いつまでも大切にしていけたら素敵ですね。
「一緒に生活するという楽しみと苦しみがある」(既婚・33歳)
「ズバリ『お金』。恋はお金がなくてもできるが、結婚にお金は不可欠」(未婚・31歳)
「本人同士だけでなく、家族同士のつながりができる」(未婚・34歳)
「一緒に家庭を築いて人生を歩んでいけるのが結婚、
ただ好きなだけが恋愛」(未婚・35歳)
「責任感と我慢」(既婚・41歳)
「籍を入れるということは、彼女と一生を添い遂げる覚悟と
さまざまな責任を負うことだと思います」(未婚・29歳)
「結婚は相手の家族の人と家族になることだから、
お互いに責任の範囲や考え方が変わるべき」(未婚・24歳)
「結婚は本人達のみではなく、それぞれを取り巻く人間関係・環境すべてが関わってくる。
さらに周囲の対応も全然違うので」(既婚・28歳)
「常にときめきを求め合うのが恋愛。ときめきがなくなっても
一緒にいたいと思えるのが結婚」(未婚・24歳)
「2人だけではなく、お互いの家族や親戚との付き合いも考えなくてはならない」(既婚・37歳)
「生活を共にすること。それまでは見なかった部分もいろいろと出てくるだろうし、
金銭的にも共有になる」(未婚・34歳)
「結婚というのは、家族という団体の運営という大きな責任があるから」(既婚・38歳)
「男と女のあいだには、愛の中に好きという表現があるだけ。
恋愛と結婚は同じ」(既婚・40歳)
「恋愛も結婚も、相手のことをすべて好きでできることだから」(未婚・20歳)
「分断しているものではなく、バランスの問題という認識」(未婚・33歳)
「ただ法的にカップルって認められるだけのことであって、
結婚しても変化はないのでは?」(未婚・17歳)
「結婚は、恋愛感情についてお互いの法的拘束力を持たせる契約。なので、
感情的な部分で恋愛と結婚に違いがあってはいけない
と思います」(未婚・25歳)
「恋愛の道の先に結婚があるので」(未婚・29歳)
「恋愛の延長線上にある結婚が理想だから」(既婚・26歳)