フェードアウトしてしまわないためにも、ふたりの「いい関係」を築かねばなりません。
うまくいってるカップルには、それぞれの人間関係のタイプがあるものです。
そんな理想の関係はどんなものか、男女別に見てみましょう。
今回は三択です。第一位は男女とも「愛し、愛される関係」ということで、
どちらもほぼ半数の票を集めました。
「愛がなくちゃね!」ってことです。当然の結果なのかも知れませんね。
面白いのは第二位です。男性は「付かず離れずの自然体の関係」が二番人気ですが、
女性にとっては「尊敬する、される関係」の方が好ましい、という結果になりました。
どちらも二位と三位にそれほどの差はありませんが、
この結果は深読みする価値はありそうです。
昔からある言葉で、「結婚は人生の墓場だ」というものがあります。
たぶん男性側から見た格言なんでしょうが、自由気ままに生きてきた独身男性が、
結婚したとたん女房に縛られて不自由を感じているなんて状態を指した格言
なんでしょう。
結婚による社会的精神的安定と、勝手気ままな生活は相容れないものがありますよね。
わがままな男性は、昔から勝手なものなのです。
男性は、「つき合い始めた途端、女房面してオレを縛るのはやめてくれ、
付かず離れずな自然な関係でいようじゃないか……」と本音では思っているということが、
如実に表れたアンケート結果ではないでしょうか。
対する女性の第二位は「尊敬する、される関係」です。
今は多様化してますが、昔なら女性にとっては「結婚」はイコール「家庭に入る」
ということでした。
専業主婦として、家事をこなし、子ども達を育てる。主婦には休日はありません。
毎日毎日、夫と子どものためにご飯を作って、掃除洗濯をして……。
そしてふと「私は家政婦じゃない!」と思った経験がある方もいるのでは?
主婦になった女性だけの問題ではく、社会においても、「女だから……」と
諦めてしまった経験をしたり、先輩の話を聞いたりしたことがある方も
いるのではないでしょうか?
「愛のある関係」の次に望むのが「人として尊敬し合う関係」というのは、
十分うなずける結果ではないでしょうか。
今回のアンケート結果は、実に社会的に根の深い問題を見事に反映した
結果になってます。
この結果を見ても、統計って怖い、と思わざるを得ませんねえ……。
男性へ:彼女を愛してるだけじゃだめ。人間的に尊敬し、尊重していることを表そう!
女性へ:男性は放っとかれたいもの。適度に手綱を緩めて上手に操縦しよう!