失恋、辛いですね。どうにもやりきれないその気持ちは、
全人類共通のものかもしれません。
そんな辛い気持ちを紛らわすため、あなたはどうするでしょう?
今回のアンケートは、そのあたりを聞いてみました。
その方法に男女差はあるのか、さっそくデータをチェックしてみましょう。
全体の傾向として見ると、「気が済むまで泣き倒す」人が最も多く、
その次に「ぱーっと買い物で気晴らし」派が続く、といったところでしょうか。
自分の悲劇に友だちを巻き込まず、
ひとりで辛い期間をやり過ごそうという男らしい(?)人が大多数のようですね。
これを男女別に見てみると……男性で最も多いのは
「友達と楽しく、飲んだり食べたり」派の30%で、
あれれっ、男は男らしくひとりでやり過ごすのではなさそうです(笑)。
男性の場合は円グラフを見ていただいても分かる通り、
四つの選択肢にそれほど偏りがありません。
どうやら、男性の失恋のやり過ごし方には決ったパターンはない、と言えそうです。
これが女性となると、やはり最も票を集めたのは「気が済むまで泣き倒す」派です。
泣くだけ泣いて、すっきりして次へ向かう、という女性が43%と大多数。
次に多いのが「ぱーっと買い物で気晴らし」派ですから、これもイメージ通り、
昔のドラマに出てきそうなの失恋後の女性、といったカンジですね。
さすがに「一人旅」派は最も少数です。
恋に破れたからと言って京都に旅しちゃう女性は、
まぁ旅行会社が期待するほど多くない、と言えるでしょう。
失恋の傷は新たな恋愛で癒す、なんて剛の者もいますが、
新たな恋愛に向かうためにもある程度の時間は必要です。
そう、失恋の傷を確実に癒してくれる特効薬、それは「時間」でしかないのです。
死ぬほど辛い悲劇的な失恋だって、
ある程度の時間がたてば忘れてしまうのが人間なのです。
だとすれば、その間どうやって時間を潰すかが重要になってきます。
そんなとき、何も考えずに
パターン化した行動様式を持っている方が確実に楽なはずなんです。
失恋したら一人で泣くだけ泣く。そして少し気力が回復したら、
友達でも誘ってパーッと買い物で憂さ晴らしをする。
少々無茶しても「失恋ホヤホヤ」という免罪符があります。
世間は大目に見てくれるでしょう。
これが、女性が持っている失恋からの立ち直り“必勝”パターン。実に効果的です。
さてそんな“必勝”パターンの中で、
女性たちから絶大な支持を得ている「泣き」について見てみましょう。
「泣く」という行為には自浄作用があります。
「あー、泣くだけ泣いたらすっきりしたわ!」なんてセリフはよくありますが、
実際、正しいようです。
失恋して大泣きに泣くことすら、女性にとってはひとつの快楽なのかも知れません。
「今日は思いっきり泣きたい気分だわ」なんて、泣ける映画を借りてきては涙を流す。
女性とは「泣きたい」と欲する生き物なのです。
今回のアンケートは、実を言うといつもにも増して女性の回答数が多かったんです。
まるで女性達が「失恋の癒しかただったらアタシに聞いて!」とばかりに、
はりきってクリックしてくれたみたいです。
その点、涙のカタルシスに身を任せられない男性は大変です。
男がめそめそ泣いていても蔑まれるだけですし、
お酒を飲んで酔いつぶれたところで迷惑がられるのがオチです。
どうせ失恋後の振る舞いが下手なら、いっそのこと下手なままでイイじゃないですか。
どんな助言をしても、どうせ頑固にグズグズ未練を引きずるに決まってるんですから(笑)。
ですから男性は自分のことはさておき、
失恋という悲劇に遭ってしまった女性に対する態度だけを学習しましょう!
女性とは「泣きたい時は泣きたい」ものなんです。
そんな女性の気持ちを理解して、そういうときは心ゆくまで泣かせてあげることです。
下手に「そういう気持ちは分かるけど、失恋なんてそもそもさぁ」とか、
分かった風な建設的意見を吐き出しちゃイケマセン。
なにせ、男は下手なんですから。
ただただ「分かるよ、辛いね」と、付き合ってあげるだけでいいんです。
そうすれば、好感度がアップして、次のモテにつながる……かも知れません。
男性へ:男だもの。失恋から上手に立ち直ろうなんて、どうせダメ!
いっそ失恋した女性を上手に癒してあげよう。
泣きたい女性には「黙って」心ゆくまで泣かせること!
女性へ:泣くだけ泣いて、すっきりしたら懲りずに次の恋愛へ!
女性の特権を大いに活用して、胸だけ貸してくれる男友達を用意!