本日のアンケートは、恋愛に求める「要素」について。
恋愛の中で何が一番大事な要素なのか?そんなことを考えてもらう質問です。
この答えに隠されているモノは、
実は恋愛をどう見つめているかという「視点」だったりするのです……。
「あなたはドキドキ派? それとも安らぎ派?」という問いかけに、
男女共「ドキドキが30%、安らぎが70%くらい」の恋愛がいい、
という「安らぎ派」の圧勝となっています。
男女に差があるといえば、
辛うじて、「ドキドキ派」の女性が、男性の倍くらいいる、というあたりです。
「ドキドキ」を凌駕している「安らぎ」状態とは、何でしょうか?
街でふと見かける、手をつないで歩いているカップル。
距離感もさりげなくて、ときおり交わす言葉も優しげ。そんなイメージではありませんか?
彼らこそ、前回のアンケートで述べたように、
男性が日頃の鍛錬をたゆまず続けている最中のカップル、なのかもしれません。
剣豪と渡り合っている男性諸氏の、必死の姿なのかもしれません。
そして、そんな「安らぎ状態」を、多くの女性が求めているのは何故でしょうか?
男性の努力する姿を見ることが目的ではないはずです。
隣の芝生は青いもの。街のカップルは羨ましいもの。
安らぎ状態にある恋愛を「良し」と感じるのは、
単に、恋愛に失敗しちゃった過去の自分を省みながら
「もし上手くいってたら、ああなってたかも」という、
仮定形の自分を投影してるだけなのです。
いいな、いいな、ああだったらよかったのにな、と。
これは「モテる」ための方向性としては、ちょっとばかり不健全なのではないでしょうか?
実際の恋愛というのは、思い通りにはいかないものですし、
相手の考えてることが分からずにやきもきしたり、
ちょっとしたことで泣いたり笑ったりするものです。
そんな、精神衛生上よろしくないような「ドキドキ」こそが、
本当の恋愛の醍醐味なのではないでしょうか?
リアルな大人の恋愛にこそ「ドキドキ」の含有率は高かったりするんです。
ここはひとつ、男性の倍いる「ドキドキ派」の女性に倣ってみましょう。
思春期的な「幻想のドキドキ」ではなく、大人の「リアルなドキドキ」を目指してみる。
そうすれば、ちょっとしたすれ違いや口げんかだって、
ドキドキの一要素として楽しめるかもしれません。
そうすることで、正しく「モテ」る大人へのステップが見えてきますよ。