前回まで「惜しい」女性たちを救済してまいりましたこの企画。今回は難敵がやってまいりました。
今回のターゲットは「隠れオタク」な女性たちです。
オタクな女性、ではありません。そういった女性たちは、まあそれなりの活躍すべき世界があるってことで(笑)、
一般的に言ってそれほど「惜しい」存在ではありません。仲間うちの色恋、ってのもありますし。
ここで問題なのは「隠れオタク」な女性たち、なのです。
ほら、ひとりくらい知り合いにいませんか? 最初は普通の女性をしか思わなかったけど、だんだん本性を知っていくうちに「実は、この人オタクだったんだ」って思う人いますよね?
そんな「オタク」な心を持ち続けていながら、それほど顕在化させず、
ごく普通の女性として社会生活を送っている女性のことを、「隠れオタク」と呼ぶのです。
「隠れオタク」な女性たちは、やっぱり恋愛には不器用です。
なぜなら彼女たちは、自らの「オタク」な部分を隠しているから。
やっぱり恋愛は、隠し事があると上手くいきませんよね。
完全な「オタク」にはなりたくない、ちゃんと社会人として生活して、恋愛だってちゃんとしたい。
でもなかなか上手くいかない……そんなジレンマを抱えているのが「隠れオタク」な女性たち、なのです。
「隠れオタク」な女性たちの恋愛が上手くいかない理由、それは隠し事のせいばかりではありません。そこには、もっと根本的な問題があったりするんです。
それは「所属意識」の問題です。お、四文字熟語が出てきました(笑)。解説しましょう。
「隠れオタク」な女性たちには「居場所」がありません。
一見どこと言って変わったところはないんですが、
彼女たちは「隠れオタク」ですから、たまたまバランス感覚に優れているため、真性のオタクほど趣味に殉じることもできません。
加えて多くの場合、趣味ばかりで社会生活に支障をきたしかねない本物の「オタク」のことはどこか見下しているんです。
「私はオタクとは違う」というわけです。だから彼女たちには、居場所がありません。
孤独な存在、それが「隠れオタク」な女性たちなのです。
そんな「隠れオタク」の女性たちは、どうしたら「モテ」になれるのか?
まだ私たちが気付いていない問題があるのかも。
次回、徹底的に探って、彼女たちを「モテ」に変えちゃいましょう!