こんな人を思い浮かべてください。
お化粧もきちんと上品なナチュラルメイク、ファッションだって適度に流行を取り入れつつ、 派手過ぎず地味過ぎずのいいセンを押さえてます。パッと見いい感じの「大人の女性」。
なのに、なぜかモテない……これと言って難はないんですが、なぜかモテない。
そう、あなたのデスクの隣のあの人です(笑)。
そんな彼女たちは「惜しいタイプ」の女性たちです。
たぶん、世間に最も多くいるのは、そんな女性たちなのではないでしょうか。
今回から、そんな「惜しい」女性たちをタイプ別に分類して、
どうすればもうひとつ突き抜けて「モテ」になるか、考えてみたいと思います。
題して「男と女のワンステップアップ講座」。
第1回目の今回は「甘え下手」なタイプの女性について考えてみましょう。
どうにも残念な話なのですが、「甘え下手」な女性たち、というのが存在しています。
彼女たちの大半は、仕事上とても有能です。自分を女性の社会進出の尖兵と自覚し
「仕事のデキる女」として立派に身を立てているのです。
そして、きちんと仕事をこなしている自分に誇りも持っています。
もちろん、彼女たちの頑張りは皆が認めるところです。
しかし、そんな彼女たちの頑張りは、恋愛の場において効果を上げていません。
もっと言ってしまえば、逆効果になっているのではないでしょうか?
「いい女なのに、惜しいなぁ」と。 などと言われてしまい、「甘え下手」な女性たちは、なぜか恋愛の場においても「頑張り過ぎて」しまいます。
そこは力を抜くところでしょ?と普通の女性なら無意識に、本能的に分かるような局面においても、やけに頑張ってしまうところがあるようです。
その原因は、どうやら彼女たちの心の奥底に「自分の弱さを受け入れてもらえない」という不信感があると分析できます。
だって、考えてみてください。男女平等とはいえ、男性社会も捨て切れていないこの日本。既得権益にしがみついてる使えないと分類されるタイプの男性陣が、稀に彼女たちのちょっとしたミスを見つけると「だから女は……」と言ったりすることもあるのでしょう。
吐き捨てるようなこのセリフは、彼女たちの最も聞きたくないフレーズなのです。
そして彼女たちは、いつでも頑張らざるをえなくなり、そして頑張る状態がいつの間にか「普通の状態」になってしまっているのです。
そんな彼女たちは、恋愛の場でも完全を目指します。
誰が見ても非の打ち所のない完璧な女性、完璧な彼女にならなければ認めてもらえないという強迫観念に捕らわれてしまっています。
いわば、彼女たちは「ネガティブな完全主義者」なのでしょう。
今回はココまで。次回は「ネガティブな完全主義者」である彼女たちは、どうやったらモテに近づけるのか?考えていきたいと思います。
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