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恋は容貌の美醜に関せず、趣味の一致にあり
偉人から学ぶ恋愛格言 心得

恋のきっかけは、まず第一印象、容姿が大事だと思われがちですが、明治のモテ男・国木田独歩先生の言葉はひと味違いますね。
いかにも頭のよさそうなスッキリした顔立ちにオシャレなスーツを着こなした写真が残っており、二度の結婚に加えて恋人の存在もチラホラするほど情熱的な恋愛遍歴を見ても、その恋愛格言にはリアル感があります。

明治期を代表する小説家・国木田独歩は、新進気鋭の小説家であり、ジャーナリストや編集者の顔も持つマルチクリエイターでした。当時不治の病であった結核をわずらい、36歳の若さで亡くなっていますが、入院中の病床で「恋愛観」や「芸術観」などについて自由に語り、それを友人の小説家・真山青果がまとめたのが今週の恋愛格言が収められた『病床禄』です。

趣味というと“Hobby”の意味もありますが、この場合は“好み”という意味で使われています。
顔の美しさやスタイルの良さがきっかけで恋が始まるイメージがありますが、持って生まれた見た目だけで恋愛関係が始まるかといえばそうとも言い切れませんよね。
切れ長細面が好きな人もいれば、丸目の狸顔が好きだという人もいますし、さっぱりした薄い顔、ワイルド系など、顔の好みはさまざま。

人気モデルやタレントさんのようなボン・キュッ・ボンのグラマーさんや背の高いスレンダー体型じゃなくても、スポーツで鍛えたキュッと引き締まった筋肉質ボディが好きな人も、ホッとするようなぽっちゃりさんが好きという人も。
服装や小物に凝るオシャレな人が好きな人もいれば、あまりこだわる人は嫌だという人もいます。

髪型・メイク・服装・しぐさを含め、その人が良いと思っているものを総合的に気に入って好きになるのですから、独歩先生の言うように、相手との趣味=好みが一致してこそ恋が始まる、というわけです。だから世間的な価値観で顔やスタイルに自信がなくても、気にすることはありませんよ。
さらに「ここだけは人より自信がある!」というチャームポイントがあると、あなたならではの魅力が輝くはずです!

恋愛格言師匠 国木田独歩

[Kunikida Doppo]

(1871– 1908 日本)

今週の恋愛格言をのこしたのは、日本の作家で優れた編集者でもあった国木田独歩です。千葉県に生まれ、司法省の役人であった父について、広島や山口など中国地方をめぐりながら育ちました。

早稲田大学で英語・文学・政治を学び、英語教師や新聞記者、雑誌の編集者などをしながら、多くの優れた詩や小説を発表しており、編集者として立ち上げにかかわった『婦人画報』(1905年~)は、今も発刊されている日本最古の女性誌として有名です。

夏目漱石や芥川龍之介からも高い評価を受けた気鋭の作家でしたが、当時不治の病としておそれられた肺結核をわずらい、36歳の若さで亡くなってしまいました。代表作は『武蔵野』、『忘れえぬ人々』、『牛肉と馬鈴薯』など。

最初の妻とは、大恋愛から駆け落ち寸前の結婚、貧乏生活から妻が失踪、離婚など、当時としてはかなり衝撃的なドラマを繰り広げ、事の顛末は有島武郎の代表作『或る女』として小説化されています。
3年後には別の女性と再婚、病床においてはさらに別の恋人が存在するなど、かなり恋愛体質な男性だったようです。

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