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もし君が人に愛されようと思うなら、まず君が人を愛さなければならない
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人間は、基本的欲求のひとつとして「人に愛されたい」という欲求を持っていて、他者の愛を感じることで心の安定を保っているといわれています。老若男女問わず、心の奥では誰もが「人に愛されたい」と願っているわけですが、他人の心ってなかなか思いどおりにはならないものです。

ローマ帝国の哲学者セネカは、若い友人であるルキリウスに送った手紙の中で、人に愛されるための“秘薬”として、恋愛格言「もし君が人に愛されようと思うなら、まず君が人を愛さなければならない」を伝えています。

確かに、誰かに好意を持たれたことをきっかけに、恋愛感情が生まれることってよくありますよね。実は、このセネカのアドバイスは、心理学では有名な「返報性の原理」と同じ効果があると考えられるのです。

アメリカの心理学者ロバート・チャルディーニの研究によると、人間には、相手から何かを与えられたときに、お礼として自分からもお返しをしたいという気持ちが芽生える心理的性質があるといいます。

恋愛においては「好意の返報性」とも呼ばれ、愛情を与えられると自分も愛情を返さなければならないと考える心理的効果があるというのです。もちろん、時と場合にもよりますが、何もアクションを起こさずにいるよりは実現性が高い方法ですよね。

逆に、相手を嫌ったり悪口ばかり言っていると、相手からも嫌われてしまうという「嫌悪の返報性」の原理もあるそうですよ。

恋愛格言師匠 セネカ

[Seneca]

(紀元前1‐65 ローマ帝国)

今週の恋愛格言をのこしたのは古代ローマ帝国の政治家で、ストア派の哲学者でもあったルキウス・アンナエウス・セネカです。

弁論術の教授を務める父を持ち、裕福な家庭で育ったセネカは、ローマで雄弁術や修辞学を、のちにはストア哲学を学び、「トロイアの女たち」「狂えるヘルクレス」「オエディプス」などの悲劇や、「幸福な人生について」「善行について」「怒りについて」「人生の短さについて」といった多くの随筆や書簡を残しました。今週の恋愛格言は、セネカと友人ルキリウスとの手紙のやり取りを記した「倫理書簡集」の一節です。

これらの著作には、恋愛以外にも人生や仕事に関するたくさんの名言・格言が記されています。

「難しいからやる気が出ないのではない。やる気がないから難しいのだ」

「人間にとって最大の敵は、だいたいにおいて自分である。」

「自分が不幸だと考えないかぎり、この世には不幸なことは何一つない。」

むむむ、まさに心に刺さる名言ですね!

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