私と夫は結婚4年です。子供はいません。
夫は早く欲しいそうですが、私が踏み切れないでいます。
理由は今の2人の生活スタイルにあります。
・私は日中の仕事で、夫は夜型の仕事(サービス業)、帰りはいつも12時過ぎ。
・2人共通の休みは日曜のみで、それでも日によっては夫の仕事が入る。
・夫の収入が少ないため、共働きでないと生活が苦しい。
実は結婚前から夫には転職を勧めています。
今の会社は時間外手当がまったく無く、給与のUPも見込めないからです。
しかし、夫は今の職業にやりがいを感じており、
この先どうなるかわからないけれど、今の仕事を続けたいそうです。
私が結婚前にすれ違いの生活になることを不安に思い、
結婚をやめたいと言ったことがあります。
そのとき「できるだけ一緒の時間を作れるように頑張る。
それにこの会社にずっといるつもりはない」
と言っていたのに、この状態です。
この先、子供が生まれ、仕事の後に1人で世話をしていく自信がありません。
夫婦で通勤やスーパーで買い物をしている人たちを見るとうらやましいです。
私はもっと今日あったことや将来のことを話したり、食事を一緒にしたり、
共通の趣味を持ったり、2人の時間が欲しいのです。
今のまま子供が生まれても、自分にさらに負担が増えるだけと思ってしまいます。
今の世の中、自分の好きなことを仕事にしている夫は幸せだろうし、
やらせてあげたい気持ちもありますが、
何せ収入が低いので素直に応援できない自分もいます。
また、本当に相手のことを好きならついていけるのではないかとも思うので、
実はもう夫を愛していないのではないか、と思ったりもします。
でも、たまに2人で出かけたりすると楽しいのも事実で、ギャンブルもせず優しい人です。
今の会社に勤め続けるというなら、すれ違いのことも経済的なことも不安でたまりません。
仕事に対する価値観が違うので、話しても平行線です。
離婚も考えています。
結婚情報サービス・サンマリエのベテランスタッフ。
日々多くのカップルを見届けている、いわば『恋のプロフェッショナル』。長年たくさんの会員さんの恋の悩みにお答えしてきたノウハウを存分に活かし、あなたのご相談に親身にお答えいたします。
ご主人にもっと甘えて、頼って、相談してみましょう
自分の仕事を持っている奥様なら、なおさらです。
ご主人の帰宅を待っていれば、睡眠時間も少なくなりますし、
仕事をして、家事をして、ご主人の世話をして…となると、
気持ちにも余裕がなくなってしまうでしょう。
そういうときは、小さな不満が大きな不満になりがちです。
「主人がもっと○○だったら…」というように、ご主人を責めたくなる気持ちが生まれてきます。
何もかも1人で抱え込まずに、1人で悩まずに、ご主人にもっと甘えて良いと思いますよ。
もっと夫婦で話し合って、あなたの不満や悩みを、ご主人と分かち合いましょう。
離婚を考えるほど苦しくなっているのなら、その気持ちも伝えるとよいのです。
1つ1つの問題に直面したとき、2人で話し合い、助け合うことで、
信頼という絆が作られていき、本物の夫婦になっていけるのだと思います。
今のあなたは、
「収入がないから私も働かなくてはいけない」というように、
ご主人へ怒りや苛立ちを抱いているようです。
そのご主人に対する怒りは、あなたの「寂しさ」に原因があるような気がします。
「ご主人が自分を大切にしてくれていない」「自分1人が頑張っている」
そんな寂しい気持ちが、ご主人への怒りになっているのではないでしょうか?
「愛が欲しかったら、愛を与えることだ」とはよく聞くことですが、
第三者から勝手なアドバイスをするなら、
あなたからご主人を認めて、褒めて、
彼の心を満たしてあげようとする気持ちが、大事だと思いますよ。
ご主人のいいところを見ていますか?
ご主人が仕事に励んでいる態度を認めていますか?
ご主人にやさしい言葉、いたわる言葉をかけてあげていますか?
ご主人に感謝の言葉を伝えていますか?
あなたからご主人にプラスの言葉や気持ちを与えられたら、
ご主人もあなたの気持ちも、変わってきますよ。
結婚をした男性は、
「妻に頼られると、嬉しい」
「妻に仕事のことを認めてもらえると、なお嬉しい」と言います。
そして、「妻が優しくしてくれると、家庭が癒しの場になる」とも言います。
そうした家庭内のあたたかさや、自分を認めてくれる人がいるという喜びが、男性にとっては力になっていくようです。
自分に自信を持てるようになり、家庭を守るという自覚も持てるようになるようです。
男性というのは、奥様の気持ち次第で、いかようにも変わっていけるのですね。
あなたも大変でしょうが、あなたの寂しさを埋めるためにも、
ご主人へあなたからあたたかい言葉や、心を満たしてあげられることを、
やってあげることが大事だと思います。
それが、ご主人の心に届いていったら、きっと今の夫婦関係が変わっていくでしょう。
あたたかな絆が生まれてくるのだと思います。
また、あなたの心に余裕を持てるようになるためにも、
あなたが仕事をやめて(減らして)、ご主人の生活スタイルに合わせていく選択もできると思います。
「収入が心配…」と思うかもしれせんが、
意外に、ご主人が今の仕事を真剣に見直すきっかけにもなるかもしれません。
子供のこと。もっと2人でいられる時間がほしいこと。
もっと2人で出かけたりしたいこと。収入面にずっと不安を抱いていること。
とっても寂しいこと。お互いの仕事のこと…。
ご主人を責めずに、まずは相談することです。
自分でなんとかしようなんて思わないで、甘えていきましょう。頼りにしていきましょう。
そして、ご主人のいいところをたくさん見つけて、
ご主人に感謝できるような自分を作り上げていくことです。
感謝のある所には、必ずあたたかな幸せがやってきます。
そういう大事なことに気づくことができる、チャンスをもらっているのだと思います。