あなたも、相手の彼も人見知りが激しいのですね。それでは、きっと自分の気持ちを相手に上手に伝えるのはタイヘンなことなのでしょう。だったら、遠慮しなくていいんです。ふられていようとも、前に「メールやめよう」といわれていようとも、彼にメールをして「どうしてあたしとは付き合えないの？理由を教えて」と質問して、納得のいく説明をしてもらうべきです。「好きなの」と告白して「ごめん。付き合えない」といわれただけでは、お互いが心の中でどんなことを考えているかぜんぜんわからないでしょう？自分の気持ちを完全に彼に伝えきれていない。彼はどうしてあたしと付き合えないのか納得できない。そういう疑問が残っているからこそ、彼への思いをふっきることができないのではないかしら。
　もしも、メールに返事がもらえないなら、彼を待ち伏せして、直接、問い詰めてください。「そんなこと恥ずかしくてできない」「プライドにキズがつく」「嫌われちゃったらどうしてくれるの？」と思うかもしれません。それでも、やってみてほしいのです。彼と話し合ってみてほしいのです。なぜならわたしは、きっと、とても若い、少女であろうあなたに「本音をぶつけないと男の子を知ることはできない、男の子と心を通わせる深い関係にはなれない」ということを知ってもらいたいから。
　好きになった男の子に、自分の気持ちをぶつけるのは勇気がいります。でも、今やっておかないと、きっと後悔が残っちゃうんです。彼に気持ちをぶつけておけば、お互いにキズつけあってしまったり、ますます気まずい関係になったとしても、あとできっと「男の子にああいう言い方はまずかった」と学習する（反省する…ともいえます）ことができますし、その上、思いのたけをぶつけてスッキリすることもできるはずです。
それどころか、飾りのない自分を見せることで、もしかしたら、彼といい友だちになれるかもしれません。男の子にいいたいことを言う練習って、若いうちにしておくほうが、あとあと楽です。
　あなたの好きな彼が、人見知りでも話のわかる、しっかりした男の子だといいですね。