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結婚生活ってこんなもの?
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33歳の主婦です。7歳と3歳の男の子が二人います。今の夫は大学のサークルの先輩で、大学1年のときからつきあい始め、24歳のときに結婚しました。子育て・生活に追われる毎日の中、ふと思うのは、もっと色々な人とおつき合いをしてから結婚をすればよかったかなぁということです。これから果てしなく続く一人の男性との生活……もう一生恋愛もできないのかと思うとゾッとしたりして……。
 はた目には幸せに見えるかもしれませんが、なんか満たされない毎日です。結婚生活ってこんなものなのでしょうか?

この質問に関する回答

お気持ちわかります。私(四十歳)も三十代の頃はこの先、死ぬまで男は夫だけと思うと、ぞっとしていました。とくにその気持ちが高まったのは結婚五年目、まさにあなたと同じ三十三の頃です。で、私の場合、ちょうどその頃、目の前に好きなタイプの男が現れて口説かれたので浮気しました。折しも妊娠中のこと。夫にはその後ばれてしまいましたが、夫の子供を妊娠しているということもあってか、何より私に罪悪感がなく、ケロッとしていたせいか、騒動にもなりませんでした。なぜ私に罪悪感がなかったかというと、結婚してもほかの男と当たり前のようにセックスして、しかもそれに対して何の咎めもない、平安時代の古典文学にあまりに馴染んでいたせいです。そして夫となる人にも、そういうことを咎め立てしない男を自然と選んでいたせいだと思います。
 たとえば『伊勢物語』には「陸奥でどうということのない人の妻に通っていたところ」と、主人公の在原業平が人妻に通っていたことが何の非難がましい形容もなくさらりと描かれているし、やはり色男で名高い平中は「人妻や娘はもちろん宮仕え女」(『今昔物語集』)も口説いていました。
 平安時代はご存じのように一夫多妻制でしたが、通い婚の当時、妻のほうでも夫以外の男を通わせていた例は物語や資料にも数限りなく見られます。そこからわかるのは、浮気するほうより、浮気されるほうが悪いのだ、恥ずかしいのだという意識です。『後撰和歌集』には「浮気した女を、荒々しく詰問するのでなく問いただしたものの、女は物も言わないので」夫が詠んだ歌、「妻が浮気したのを見つけて問いただした翌朝」夫が「あなたに飽き果てられた今も、あなたが忘れられない」と詠んだ歌などが 見られます。婿取り婚を基本とした通い婚で、新婚家庭の生活費は妻の実家が負担していた当時、妻の立場は優位であった上、セックスに対する意識や、結婚による結びつきが今より緩かったことが、こうした現象につながったのだろうと私は思います。
 かの『源氏物語』にも、光源氏の妻の女三の宮を犯した柏木が「このようなことは大した罪には当たらないのだ」と再三、思っている箇所があります。
 「浮気は許されないこと」というのは長い歴史から見ると、必ずしもそうとは言い切れないのです。
 だから、あなたがこうした考え方に賛同するなら、そして夫一人では物足りないなら別の男とつきあえばいいと思います。
 ただしあなたが夫以外の男とセックスすることに罪悪感を覚える人で、夫もそういうことを咎め立てする人である場合、この限りではありません。
 女三の宮を犯した柏木も、「このていどのことは世間的には罪には当たらない」と思いながらも、自分自身の心のとがめが強くて、光源氏の視線を憚って、とうとう衰弱死してしまったのです。あなたが柏木のようなタイプなら、夫一人で一生我慢するか、絶対にばれぬように工夫するかのどちらかでしょう。
 それから、あなたに経済力がなくて、夫がいないと生活できないような場合も、当然ながら、浮気は絶対ばれないようにしたほうがいいでしょう。私の引き合いに出した平安時代は、女が家土地を相続し、妻の私有財産が認められていた時代で、『源氏』の浮舟も女三の宮も男がいなくても生活できる財産をもっていました。
 ちなみに今の私は、体の関係は夫だけでいいかなと思っています。長年馴染んだ夫以外の男に見せるには、私の体はちょっと年を取りすぎてしまって恥ずかしいからです。逆にいうと、夫以外の人と引け目を感じず交わえるのは三十代のうちかもしれませんね。
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サンマリエ
回答者:サンマリエスタッフ

結婚情報サービス・サンマリエのベテランスタッフ。
日々多くのカップルを見届けている、いわば『恋のプロフェッショナル』。長年たくさんの会員さんの恋の悩みにお答えしてきたノウハウを存分に活かし、あなたのご相談に親身にお答えいたします。

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