こんばんは、明日彼女と別れ話をする予定の男、22歳大学生です。
自分の感情について考えるほど自分の感情から離れてしまうような感じがしていて、すごく空虚なままにこのサイトを見つけ、届くかもしれない相談をさせていただくことにしました。
本当に好きになるってどういうことなのかわからないというのが、主な悩みです。
頭でわかるものではないのだと思うのですが、結局僕はこの問いにしばられています。
これまで６人の女の人と付き合ってきましたが、１年続いたことはありません。
今回も、今月末で１年というところなのですが、もう限界かもしれない、という状況です。
似たような内容の質問と回答をいくつかこのサイトの中で読ませていただき、勇気が出たのですが、
それでもやりきれなくてこんな内容の相談になってしまいました。
人生に対し、生きるだけの価値を見失ってしまっています。
どんな感情も思考によって相対化されてしまうため、どんなことにも耐えてしまえるかわりに、何をする気力も失われつつあるように思うのです。
色んな意味で、あらゆる努力をしてきたつもりです。
それでも結局同じ結果の繰り返しになっている…
前向きに見ればそれでも変化は起こっていると思うべきなのでしょうが、どうにも自分がやりきれないです。
つまらない相談に思えます。
自分の甘さがすごく嫌です。
でもこの甘さから一歩踏み出していく力がありません。
結婚情報サービス・サンマリエのベテランスタッフ。
日々多くのカップルを見届けている、いわば『恋のプロフェッショナル』。長年たくさんの会員さんの恋の悩みにお答えしてきたノウハウを存分に活かし、あなたのご相談に親身にお答えいたします。
この質問に関する回答
まだ二十二歳。でもだからこそ悩んでしまうのでしょうね。
悩むあなたは正しいと思います。
しかも二十二歳で六人と付き合ったとは。
悩まぬまま女に幻想を抱くばっかりで現実の女とはろくにつきあわぬまま、三十四十になって女漁りをして慣れぬ恋で女を傷つけてしまう、女慣れしない男と比べたら、どんなにか良い男でしょう。
あなたはきっともてるのでしょうね。
もてるから六人もの女の人とその年で付き合ったのでしょう。
「彼女と別れ話をすること」と「人生に生きるだけの価値を見失っていること」との関連性が今一つ見えてこないのですが、文面からすると、彼女と別れたいのはあなたのほうですよね?
それは、女の人とつきあうことすらイヤになってしまったということなのでしょうか。
だとしても、一人の人と一年「も」続いたということだけでも凄いと思いませんか?
それに別れを告げる面倒さがイヤで、逃げる男もいる中、きちんと別れ話をしようとしているあなたの姿勢は立派です。
何より思考より感情という人が多い中、どんなことにも「耐えてしまえる」というのも素晴らしい長所です。
いつも感情が思考を凌駕しては痛い目に遭っている私などから見れば羨ましいくらい。
でもあなたのお便りを読んで、「耐えてしまえる」人には、その人ならではの苦悩があることを知り、勉強になりました。
それに私、結婚もして子供もいるのに、まだ本当に好きになるってどういうことか分からないような気がします。
たしかに好きなときはすごく好き、生まれてきて良かったとは思うんですが、それが過ぎると、果たしてあれは「好き」という感情だったのかという疑問も生じます。
あなたの場合は女とつき合い始めの頃、そういう感情も無かったですか?
もしあったとして、付き合いが一年続かなかったとしても全然変じゃないです。
なかったとしても、まだ二十二なので、これからはあるかも…です。
人生には生きる価値なんてないのかもしれません。
でも、とりあえず今の私の年齢の四十三までは生きてみてください。
かくいう私も、人様の恋愛相談なんてする資格は無いのでは…と思うこともたびたびだし、
人生というより私自身に生きる価値など無いのではないかと思うこともしばしばです。
それでも生きていると、何かしら良いことはあります。
晴れた日に、自分の足で歩けるということだけでも幸せだったりもするし。
たとえ別れたにせよ、六人もの女心を引きつけ、つきあっていたあなたに生きる価値がないとすれば、私なんかもっと生きる価値はありません。
もしも死にたいなんて思ったら、大塚ひかりというあなたよりももっと愚かな女も生きている…と思い出してください。
何かあったらまたご相談くださいね。