女性にヘラヘラすることが、モテる要素だと思っているようですが、
それは違いますよ。

また、自然体がいいという考え方は、とても素敵なのですが、
もし、その自然体のあなたで、人といい関係が築けなくなっているなら、
何かに気づいて、自分を少しでも変えていくことが、
あなたのこれからの人生を変えていくのだろうと思います。

自分を変えようと思わなければ、変われないのです。

ですから、女性にモテるために自分を変えるのではなく、
人として充実した人生を送るために、自己変革してみる。
・・・そんな考え方が、あなたには必要なのかもしれませんね。

さて、
人に好かれるようになるためには・・・ですが、
もしあなたの周りに、人間関係を築くことが上手な人がいたら、
そういう人をお手本にして、気づいたことを自分に取り入れていくことから
始めてみるといいと思います。

残念ながら、周りにそういう人がいないときは、
「自分で自分を認めていく」ところからスタートすることが、
人に好かれるようになる近道かなと思います。

人に好かれるためには、自分を好きでいることが、大前提だと思うからです。

人は、誰にでも良いところも悪いところもあるものです。
完璧な人など、この世にはいませんからね。
自分の良さも欠点も自分で理解して、それが今の自分だと認めていること。
そして、そんな自分でも、自分は大好きだと思えること。

そうした自分自身に対する捉え方が、実はその人の対人関係に影響しているのです。

「私は完璧な人ではない。長所もあるけれど、欠点や未熟なところもある。
それもわかっている。でも、それが今の私なのだ」
・・・と自分を認めている人は、
自分以外の人に対しても、自分と同じように、ありのままに見て、肯定することができます。
たとえ、相手に欠点があったとしても、それを許せるのです。
相手も自分と同じで、欠点があって当たり前なのだと。
そして、相手の良いところを見つけて、それを認めてあげられるのです。

大きな心、愛情ある心で、人を認め、人を許せる人は、
人から嫌われることはありません。
つまり、好かれるのです。

逆に、人の良いところではなく、悪いところを見つけては、
相手を見下したり、心の中でバカにしているような人は、
その心がその人の視線や態度に表れていきますから、
人からは敬遠されるようになり、嫌われていきます。

自分で自分を好きになりたいけれど、自分は欠点ばかりだと思うなら、
欠点を直していく努力をたくさんして、
欠点が欠点でなくなっていけば、もっと自分を好きになれるのです。

そして、同じように努力している人を理解できるようになり、
どんどん人が好きになっていきます。
人が好きな人は、人から好かれることが多いようです。

また、努力して何かを得られたという経験は、その人に自信をつけていきますから、
その人を内面から輝かせていくことになります。


同時に、もう一つ大事なことがあります。
人に対して興味を持つことです。

良好な人間関係を築くためには、思いやりは大切です。
円満なあたたかい結婚生活にも、思いやりの心はなくてはならないものです。

相手はどう思っているのか、どう感じているのか。
相手に喜んでもらうためにはどうしたらいいのか。
相手は今、何を望んでいるのか。
相手の立場になって考え、自分から相手に何かをしてあげたいと思える器の大きさを、
自分で育ててみましょう。
人にされて自分が嬉しいと思えることを、
人にしてあげることができるようになると、
人との付き合いが、いいものになっていきますよ。

そんなふうに、相手の立場になって考えるスキルは、人間関係には大事です。
人に敬遠される人は、こういう考え方が身についていません。
人などどうでもいい。自分さえ良ければ、それでいい。
こんな考えの人とお付き合いをしても、楽しいはずがありませんし、
一緒にいると心が疲弊してしまいます。


まずは、家族や職場で実践してみるといいでしょう。
自分を変えようとしても、なかなか自分だけでは変われません。
人は、人と関わりながら、いろいろな気づきを得て、成長できるのです。

他にも、人から好かれるために必要なことは、まだまだあります。
服装は清潔感が大事。
人と話すときは、きちんと目を見て。
笑顔も大事。
マナーを持って人に接する。

まずは今のあなたの周りの人たちに好かれるように、
努力して、自己改革をしていってください。
成長できると、きっと恋も結婚も含めて、たくさんの嬉しいことがあると思います。