恋人への不満
結婚
私は25歳で未婚なのですが、同棲している彼との些細なもめ事で
結婚に対しての意識が変わり始めました。
彼とは同棲してまだ日は浅いのですが、
育ってきた環境ってこんなに同棲生活に影響を及ぼすのかと
不安になることがあります。
彼と同棲し始めて最初に驚いたのが、
トイレを使用した後に便器の蓋が空いていたこと。
私は３姉妹で育ってきたからなのか、
実家でそんなことは経験したことがなく、とても驚きました。
彼にはトイレの使用後は便器の蓋を下すようにお願いし、
基本的にはお願いを守ってくれるのですが、たまに開いていると
イラっとしてしまうことも。
他にもバスタオルをどうして毎日洗う必要があるのか、
洗濯のたたみ方やお風呂掃除の頻度など突っかかってきて、
今まで気づくこともなかった彼との価値観の違いがどんどんあからさまになり、
結婚したらこれが毎日続くのか…と今から不安でいっぱいになってしまいました。
結婚ってこんなことの繰り返しなのでしょうか？
もしかして生活環境の似た人でないとうまくいかないものなのでしょうか？
彼とは一応、結婚も視野に入れています。
アドバイスお願いします。
結婚情報サービス・サンマリエのベテランスタッフ。
日々多くのカップルを見届けている、いわば『恋のプロフェッショナル』。長年たくさんの会員さんの恋の悩みにお答えしてきたノウハウを存分に活かし、あなたのご相談に親身にお答えいたします。
自分中心の考え方は捨て、歩み寄りの精神も必要
価値観や生活習慣の違いが生じて、困惑することはよくあることです。
自分の価値観が正しいからと言って、それを相手に押し付けたり、
相手の価値観に無理に合わせ続けたりすれば、
二人の関係には無理が生じて、トラブルが起こってきます。
それでは、調和のとれたパートナーシップは築けません。
二人の間でトラブルになるなら、
話し合って、自分たちのルールを決めることも必要でしょう。
そのためには、割り切っていく心や、助け合う心も必要になります。
ときには譲り合い、ときには歩み寄って、
少しずつ二人が納得できる生活を作っていけたらいいのです。
ですから、よく彼と話し合える関係を築いていけるといいですね。
二人のルールを作りましょう・・という気持ちで。
そして「感謝する」心が、二人の間の潤滑油となります。
相手が何かをしてくれたら、
「ありがとう」と忘れずに伝えていくことが大事です。
ささやかな「ありがとう」でも、
相手を優しい気持ちにさせていきますし、
そうなれば自分もまた、相手から優しい気持ちを返してもらえるようになります。
二人の価値観のぶつかり合いがあったとしても、
二人で協力していきやすくなるでしょう。
彼と結婚を視野に入れているなら、そうした努力をしてみることです。
その努力の中で、
彼と円満な結婚生活を築いていけるのか、
彼を心から「支えていきたい」と思えるのか、
何でも相談して二人で協力していけそうか、
はっきりと見えてくることがあるかもしれません。
結婚生活では様々なことが起こってくるものです。
「好きだから」「相手を自分のものにしたいから」
という気持ちで結婚すれば、
気持ちが冷めた途端に夫婦関係は破たんし、
起きてくる問題に直面しても、
二人で協力して乗り越えようという心構えが、持てなくなることがあります。
結婚は、
「相手を支えていきたい」「相手と共に生きていきたい」
という気持ちを持って、決意することが大事だと思います。
そんなことを頭に入れながら、
彼との同棲、そしてその先の結婚を見極めて行ってほしいと思います。